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そうなんです、海外へ行きたがる僕らにとってクレジットカードは単なる支払い手段ではないんです。その理由を解説します。
本記事の内容
- 海外に行くのになんでクレジットカードが大切なのか
- まずは持っておくべきおすすめのクレジットカードの紹介
海外渡航回数が増えている人、海外滞在期間が長くなる人ほどメリットがあります。
筆者プロフィール
海外数ヶ月生活をするたびにクレジットカードの恩恵に感謝しています。というか、もっと早く気付くべきだった。
結論
海外旅行保険という特典が欲しいからクレジットカードを持っている
海外旅行保険
この「海外旅行保険」とは、僕らが海外旅行をするときに遭うかもしれない怪我や病気、事故、トラブルに対する保険の総称です。
では、ここで質問です。その保険は日本国外での怪我に対しても使えますか?
日本国内で加入している保険では海外旅行時の補償がない場合がある。だから、海外旅行をする期間だけ別の保険に入る、というわけです。
今ではネット上ですぐに契約ができる保険も多く、比較サイトもあります。一般的に海外旅行保険の特徴は以下の通りです。
- 補償金額や内容が手厚い
- 渡航期間が長いと高額になる
当たり前ですが、お金を払って保険を買うというわけです。例えば、下記の条件で検索してみれば保険料がいくらになるかはすぐにわかります。
- 渡航先:台湾
- 日数:7日、30日
- 保険加入者数:1人
7日の場合:2,000円前後
30日の場合:7,500円前後
参照:価格.com(2020年6月時点の検索結果)
クレジットカード
ご存知の通り、クレジットカードはキャッシュレス払いの1つですがそれぞれのカードには特典がくっついているのが特徴です。
- マイルが貯まりやすいクレジットカード
- ポイントが貯まりやすいクレジットカード
- 海外旅行保険が付帯するクレジットカード
旅行者にとって嬉しいのがこの「海外旅行保険が付帯するクレジットカード」です。海外へ行くときに都度加入する海外旅行保険が最初から付いているというありがたいクレジットカードが世の中にはあるんです。
「海外旅行保険が付帯するクレジットカード」も色々ですが、ざっくりと下記のように分類できます。
- 年会費無料(補償額が低め)
- 年会費有料(補償額が高め)
要求仕様と提案
要求仕様
そうなんです。人によって海外への渡航頻度も期間も年会費の許容度も違います。海外が好きな僕や友人の間では「固定費は抑えたい」のは共通です。みんなそうですよね?そんな僕らがクレジットカードへ求める仕様をまとめました。
- 年会費が0円または安い
- 海外旅行保険の適用条件がわかりやすい
だいたいこんなものでしょう。
提案
では、僕らのような欲しがりさん達に提案するクレジットカードです。
- エポスカード
- REXカード
- Booking.comカード
この3枚は欲しがりさん達の要求を満たしてくれます。なぜなら、
海外旅行保険が自動付帯
だからです。クレジットカードの海外旅行保険には自動付帯と利用付帯の2種類があります。自動付帯とは、旅行の支払いにそのクレジットカードで支払いをしていなくても保険が利用できちゃいます。反対に、利用付帯は、そのクレジットカードで支払いをした旅行なら保険利用ができるというものです。
そのほかに、国際ブランドがVISAかMastercardが選べること、支払い方法がリボ払い指定ではないことなども含めてユーザーに優しくわかりやすいクレジットカードと言えます。
一例として、エポスカードの保険の種類と金額のキャプチャです。
参照:エポスカードの保険(2020年6月キャプチャ)
- American ExpressとJCBは使いにくい国や店があります、作るならまずはVISAとMastercardを優先的に!
使い方 基礎編
エポスカードを始めとして、クレジットカードの海外旅行保険の適用期間は「出国から90日以内」がほとんどです。出国して3ヶ月以内のケガなどなら保険適用です。
補償期間について
VISA付きカードご加入日(カード発行日)の翌日以降に日本を出発される旅行が対象となります。
1旅行につき、最高90日間が限度です。参照:エポスカードの保険
極め人達は、このようなクレジットカードを複数枚所有して合計補償金額をあげています。例えば、海外現地で怪我をして治療をするとします。傷害治療費用が高額になることを懸念して下記のように対策するのです。金額は補償金額です。
- クレジットカード1:200万円
- クレジットカード2:200万円
- クレジットカード3:100万円
これで合計500万円分の補償金額になり高額治療を受けても自腹になりにくいだろう、というわけです。年会費0円のクレジットカードを複数枚持つことで実現できます。例えば、エポスカード、REXカード、Booking.comカードの3枚を組み合わせるといった方法です。
使い方 応用編
基礎編は90日以内の海外滞在なら使える方法です。90日以降のケガなどは適用外です。この場合の対策は、利用付帯で海外旅行保険が使えるクレジットカードを持つことです。
滞在90日あたりに利用付帯で海外旅行保険が使えるクレジットカードで支払いをします。支払いをしてからの滞在期間に海外旅行保険が適用され、90日以降も保険がある状態が維持できます。
これを実現できるクレジットカードはリクルートカードです。海外旅行傷害保険欄の注意書き1をご覧ください。
(2020年6月キャプチャ)
※1 リクルートカードで事前に、「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金をお支払いになった場合に適用されます。
参照:リクルートカード
まとめ
年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード。出費を抑えたい海外渡航者が選ぶ理由です。
クレジットカードも海外旅行保険も海外渡航者の重要装備です。最初の1枚目にはエポスカードでしょうね。お得だもん。
次の記事は、僕がヨーロッパ旅でスーツケースを破損させられた時にエポスカードの保険を使った体験談です。