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アジア圏を毎年1週間くらい滞在できる超シンプルなライフスタイルです。派手さはありません。堅実な超シンプルミニの旅人スタイルとなっています。とにかくシンプルなものを作りました。
この LIFESTYLE Basic シンプルミニ で特に重要視するのはこの3つです。
- TOEICで700点取得
- 英語を使う仕事をする
- 資産運用500万円を作る
上記3つを目指した生活を10年ほどすれば、毎年1週間の海外旅行が楽しめるライフスタイルができるはずです。大卒の22歳から取り組めば30歳前後で達成できるはずです。それでは、そのときにできあがるライフスタイルの詳細を見ていきましょう。
LIFESTYLE Basicの指標
フラグ | 内訳 |
---|---|
1. 国籍 | 10年パスポート |
2. ビジネス | 年収100万円 |
3. 居宅 |
同居・同棲 |
4. お金 |
普通預金30万円 |
生活防衛資金60万円 | |
都道府県民共済 | |
エポスゴールドカード | |
つみたてNISA500万円 | |
5. 余暇 | TOEIC L&R 700 |
6. 寄付 | 国境なき医師団 MSF |
LIFESTYLE Basic 6つのフラグ例
フラグ | 目的 | 国 | 旗 |
---|---|---|---|
第1 | 国籍 | 日本 | 🇯🇵 |
第2 | ビジネス | 日本 | 🇯🇵 |
第3 | 居宅 | 日本 | 🇯🇵 |
第4 | 資産運用 | 日本 | 🇯🇵 |
第5 | 余暇 | アジア圏 | 🇹🇼 |
第6 | 寄付 | MSF | 🇯🇵 |
*木村昭二さんの著書『終身旅行者PT 資産運用、ビジネス、居住国分散 ―― 国家の歩き方 徹底ガイド』を参考に作成
参考資料・サイト
備考
僕は語学留学や海外生活の経験あり、TOEIC L&R840点(最新)、FP3級合格、日商簿記3級合格、つみたてNISA口座で積み立て中です。単なる憶測ではなく、経験と知識を混ぜた内容となっています。そこまでトンチンカンなことは言ってないと思っています。
シンプルミニ6つのフラグ
国籍:10年パスポート
1. 国籍 | 10年パスポート |
LIFESTYLE Basic シンプルミニは、毎年アジア圏に1週間の滞在ができるライフスタイルです。世界最強の日本パスポートを作りましょう。5年用と10年用の2種類のどちらかを選択できますので、もちろん10年用を作りましょう。
日本は経済的に沈没船などど言われることが多いです。対照的に、経済的にイケイケになっている国もあります。海外に行く余裕がない日本人が増えると、そういった外国の経済状況を肌で感じる人も減っていくでしょうね。
アジア圏に1週間滞在なら海外旅行といってもそこまでの費用はかからないはずです。欧米に行くとなると金も時間もそれなりに必要ですが、アジア旅行の航空券や滞在費、現地物価が安く済むことが多いです。
ビジネス:給与年収100万円
2. ビジネス | 年収100万円 |
LIFESTYLE Basic シンプルミニでの働き方は大きく2段階に分かれます。1段階目ではフルタイム会社員勤めなどを10年ほどやって資産運用500万円を作ります。2段階目として、毎年1週間は海外へ行くために額面で年収100万円くらいを目標にゆるく働きます。生活費さえ稼げばOKの段階です。
日本で暮らす一般的な日本人にとって「働く」とは、「民間企業に就職して1日8時間働く」のがなんとなく思い浮かべる「普通」ではありませんか?そのような「普通」を元に海外滞在できるライフスタイルを考えると、若いうちにある程度働いておくのが必要と判断しました。語学力以外のスキルも身につけようとよく指摘を受けますが、働きながら「〇〇 x 英語力」を作り上げてください。急に目覚めるものでもないですから。
お仕事はできれば「英語を使う」または「海外企業と取引がある」ような会社でやれると良いです。フルタイムで働くと1日の大部分を仕事に充てます。その時間に英語や海外文化に触れておくのがお得です。「仕事の後に語学の勉強を毎日30分やるんだ〜」は結構疲れますよ、続かなきゃ意味がない汗。
居宅:同居・同棲
3. 居宅 |
同居・同棲 |
費用が高い一人暮らしはやめましょう。同居や同棲をすれば自己負担額を下げやすいです。
はっきり言って、一般的な収入の人が一人暮らしをしていたらお金は貯まりませんよ。昭和の価値観の人たちは一人暮らしをしてようやく一人前のように考えますが、令和の時代にその価値観を当てはめるとただの貧乏生活です。東京23区なら家賃だけで1K6万円とかが相場でしょうかね。
むしろ人間関係がギスギスしてきている日本社会で他人と生活できる共存能力が高い方がこれからは大事かもしれませんよ?
お金:つみたてNISA500万円
4. お金 |
普通預金30万円 |
生活防衛資金60万円 | |
都道府県民共済 | |
エポスゴールドカード | |
つみたてNISA500万円 |
LIFESTYLE Basic シンプルミニの名前の通り、お金に関しても派手さはなく堅実でシンプルな姿勢です。1段階目のフルタイム会社員の時に手取り月収20万円くらい、生活費(自己負担)10万円くらい、残りのお金で貯金・保険・投資をします。毎月5万円から8万円を貯金に回すことができる前提です。
2段階目として、毎年1週間のアジア生活では収入と出費が同じくらいのトントンで良しとします。給与年収100万円なら住民税非課税世帯になりますし、国民年金や国民健康保険も免除または減額が適用されます。これらの税金は収入金額によりけりです、資産額ではありません。
預金30万円 + 生活防衛資金60万円
日常生活の預金30万円と生活防衛資金60万円で合計90万円ほどです。1ヶ月の自己負担生活費が10万円くらいなら、9ヶ月は収入がなくなっても生きていけます。僕は慎重派なので生活防衛資金は18ヶ月(1年半)分あると良いなあと個人的には思っていますが、シンプルミニの考えなら半年から1年分あればOKとします。下記の記事もご参考あれ。
都道府県民共済
貯金と同時並行で保険も契約しておきます。保険は掛け捨ての共済で十分でしょう。例えば、東京都民が加入できる都民共済(都道府県民共済)は毎月1,000円から2,000円の保険料で入院や死亡に備えることができます。保険に変なオプションとか運用とかドル建てとか要りません。
エポスカード
海外旅行の時の怪我などにも備えるならエポスクレジットカードです。この子は優秀です。発行料や年会費が0円なのに海外旅行傷害保険が自動付帯してくれます。年会費が高くて補償が充実なのは当たり前ですが、年会費が0円で補償があるのは貴重です。それがエポスカードです。
クレジットカードは会社員の状態のときに必ず作ってね!
つみたてNISA500万円
預金30万円、生活防衛資金60万円、都道府県民共済、エポスカードもできてればあとは資産形成するだけです。やることは1つ、「つみたてNISA口座で投資信託を毎月3.3万円積み立て購入すること」です。証券会社の口座をつくりましょう。僕が使っていておすすめは下の2つです。
- 楽天証券
- SBI証券
毎月の余剰資金が5万円あれば、毎月3.3万円をつみたてNISA口座で、残りの1.7万円を特定口座で投資信託を積み立て購入すればOKです。選ぶ商品(投資信託)は、手数料が非常に安いeMAXIS Slimシリーズの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」あたりが良いかと。もしくは、毎月の1.7万円は米国高配当ETFのVYMやHDV、SPYDなどを買うのもおすすめです。つみたてNISAの詳細はこちらの記事をどうぞ。
もし毎月5万円を投資信託の積み立てに充てることができれば(利回り4%想定)、7〜8年で500万円になることが予想されます。そのときの元本は435万円、68万円の利益がのっている状態です。
500万円分の資産運用ができあがったらフルタイム会社員を辞めて、ゆるく仕事をしてください。この500万円はあとはそのまま運用させっぱなしにします。新しく積み立てず(基本的には、取り崩しもせず)放置です。どうしても取り崩しをしたいなら、1年に1回、少しだけ取り崩す程度に抑えてくださいね。例えば、年金を受け取るまでは1年で10万円だけを取り崩して旅費に充てるとかね。そうすれば、老後資金として1,000万円以上に値上がりして残る可能性も増えます。
資産運用500万円ができあがる時のLIFESTYLE Basic シンプルミニの資産は下記のバランスシートのようになります。これくらいの資産になってアジア圏に1週間滞在できるライフスタイルを何歳ごろに達成できるかは毎月の貯蓄額によりけりです。22歳から毎月5万〜8万円の積立なら30歳ごろに達成できるはずです。
LIFESTYLE Basic シンプルミニ目標バランスシート
資産 | 負債 | ||||
預金 |
30万 | – | |||
生活防衛資金 | 60万 | ||||
投資信託 | 500万 | 純資産 | |||
合計 | 590万 | 590万 |
余暇:TOEIC L&R 700点
5. 余暇 | TOEIC L&R 700 |
英語の資格として日本で有名なのはTOEIC L&R ですね、英検よりもTOEICの時代です。TOEICスコアは日本では良い錯覚資産として利用することができます。僕自身は800点台、知り合いや友人、同僚たちは700点台から900点台がほとんどです。各スコアで受ける印象は下記の通りです。
- 900点台:超デキる人
- 800点台:すごい人
- 700点台:平均以上
- 600点台:平均的
錯覚資産のために平均点よりはちょっと上位の700点台が取れればOKです。過去3年のTOEIC受験者の平均スコアは580点〜620点で、下記のグラフはIIBCが2021年に発行した過去3年のTOEIC受験者のスコア分布です(青が700点以下、赤が700点以上)。
参照:TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2021
海外に行くなら最低限の英会話力を重視しましょう。日本では平均以上のTOEICスコアと海外渡航経験があればなぜか「海外キャラ」のイメージを周囲の人たちが勝手にもってくれます。スコア700点と海外渡航歴と職歴で十分に作れます!このような錯覚資産は仕事をする上でも便利です、活用しましょう。
寄付:国境なき医師団 MSF
6. 寄付 | 国境なき医師団 MSF |
2022年2月、ロシアのウクライナ侵攻が始まってからウクライナに寄付や援助をしたいという声が高まると同時に武力援助になってしまうのではないかという懸念も高まりました。それなら、医療援助になる寄付が解決策です。
寄付をする場合は、書籍『戦争広告代理店』や『クライシス・キャラバン 紛争地における人道援助の真実』を読んでみてください。自己満足なだけの寄付はやめましょう。
まとめ:Basic シンプルミニでアジア1週間
フラグ | 内訳 |
---|---|
1. 国籍 | 10年パスポート |
2. ビジネス | 年収100万円 |
3. 居宅 |
同居・同棲 |
4. お金 |
普通預金30万円 |
生活防衛資金60万円 | |
都道府県民共済 | |
エポスゴールドカード | |
つみたてNISA500万円 | |
5. 余暇 | TOEIC L&R 700 |
6. 寄付 | 国境なき医師団 MSF |
このLIFESTYLE Basic シンプルミニでは、できるだけ若いうちからアジア圏に毎年行ける状態の生活を意識しました。COVID-19の蔓延やロシアによるウクライナ軍事侵攻を目にして、老後資金だけではなく、「今」を大事にしたいと思った人にも向けています。
40歳になる前や年収300万円未満の方にとっても達成できそうな目標なので、価値があると思います。冒頭でもお伝えした通り、下記の3つを重要視してあります。
- TOEICで700点取得
- 英語を使う仕事をする
- 資産運用500万円を作る
とりあえず資産運用500万円を作ることを目標にしながら英語を使う仕事をするって感じですね。貿易会社や外資系企業ならそのチャンスが多いでしょう、狙うはBtoBですね。僕は商社の営業職でしたのでなおさらそう感じます。営業部門や仕入部門なら海外出張も体験できちゃいますしね。
「自分にもやれそうだなあ」ととにかく感じてもらえるよう意識したライフスタイルです。
LIFESTYLE Basic シンプルミニ はとにかく達成のしやすさに重視して作りました。若さも重視しています。時は金なり。いろいろと迷ってる方はまずはこれを参考になさってください。そのほかのライフスタイル案もご紹介していますので、下記のメニューから選んでくださいね。
ライフスタイル別メニュー