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日本人ブロガーさんやYouTuberさんが発信しているMedConsult Clinicで日本帰国前のPCR検査を受けてきました。検査費用が1人1,500バーツ(1バーツ3.8円換算で5,700円)なので非常に安いです。1バーツ3.8円くらいの円安の中、1,500バーツで済みので感謝。
タイ旅行を予定している方は参考になさってください。
本記事の内容とわかること
- MedConsult ClinicでのPCR検査
- 日本人の海外旅行の懸念は帰国前
プロフィール
備考
- 本記事では1バーツを3.8円換算して表記しています。
- 本記事は2022年7月現在の自身の体験をもとにしています。
PCR検査、費用とスケジュール
費用とスケジュール概要
日にち | 内容 | 費用 |
---|---|---|
検査2日前 | 予約 | – |
検査当日 | 検査・結果判明 | 1,500THB |
検査翌日 | MySOS入力 | – |
検査2日後 | 日本帰国 | – |
僕がバンコクでPCR検査を受けたのはMedConsult Clinicです。1人1,500バーツ(1バーツ3.8円換算で5,700円)でPCR検査ができるのはかなりお得です。午前11時に検査を受けて、当日の夜8時40分に検査結果のeメールが届きました。早いですよね〜。
立地は日本人エリアでもあるBTSプロンポン駅またはトンロー駅が最寄駅です。僕は歩いてクリニックへ行きましたが、ベビーカーなどを使う方は暑いのでタクシーを使うほうが楽かと思います。バンコクの歩道はバリアフリーではないところが多いです。
予約の手順はMedConsult Clinicで、”COVID-19 TESTING”をクリック、”RT-PCR(Standard) ฿1,500″を選択、”Book Now!”を選択、日時を選択、名前等を入力したら”Confirm booking”で予約ができます。あとは当日PCR検査を受ければOKです。
2022年7月コロナ禍の現在、日本に入国する人は陰性証明が必要です。日本で暮らす僕らにとって、外国に行くよりも日本に帰ってくる方が大変っていうね…苦笑。
全ての入国者(日本人を含む)は、出国前72時間以内に検査を受け、医療機関等により発行された陰性の検査証明書を入国時に、検疫所へ提示しなければなりません。
有効な検査証明書を提示できない方は、検疫法に基づき、日本への上陸が認められません。
出発国において搭乗前に検査証明書を所持していない場合には、航空機への搭乗を拒否されます。
検査証明書の取得が困難かつ真にやむを得ない場合には、出発地の在外公館にご相談ください。参照:厚生労働省
FAQ -支払いと証明書フォーマット-
はい、できます。
はい。書類はMedConsult Clinicが用意してくれましたので、僕がクリニックへ書類を持参する必要はありませんでした。一応、空欄の厚生労働省の書式を印刷して持参してはいましたが不要でしたね笑
クリニックからもらう書類は2種類です、1つ目は検査当日にその場で紙でもらう検査証明(日本の厚生労働省の書式)です。日本が定めた書類をバンコクで用意してもらえるので僕ら旅行者にはありがたいです。厚労省の書式でなくても問題ないようですけどね。2つ目はeメールにPDFファイルで添付されるTest Report(検査結果)です。僕は宿泊していたホテルで印刷させてもらいました。
※2枚ともクリニックからもらう書類
はい、見せました。印刷してパスポートに3種類の書類を挟んでおきました。MySOSアプリの画面が青色になっている状態も提示しておきました。印刷しておいた3種類の書類は下記の通りです。
- ワクチン接種証明書(市区町村発行)
- Test Report(クリニック発行)
- COVID-19に関する検査証明(クリニック発行)
※③の書類の氏名欄などは自分で手書きする
帰りのスワンナプーム国際空港でのチェックイン時に、これらの書類とスマホのアプリ(MySOS)を提示できれば普段通りのチェックイン作業です。追加の口頭質問などもありませんでした。
羽田空港に到着後
飛行機から降りて40分後に到着ロビーに出られました!コロナ禍で日本入国手続き時間は1時間以上かかるかなあと予想していましたが、そんなこともなかったです。40分で空港を出られるなら標準的ですね。しかも待機や自主隔離もありません。
MySOSが青い画面の場合は、写真にある青い紙を渡されます。出発ロビーに出られるまでは見せやすいように手に持っておきます。羽田空港の流れはだいたいそんな感じですね。午前6時に羽田着の便に搭乗したので、別に空港内での行列といったこともありませんでした。
飛行機を降りてからMySOSアプリの画面確認をされる場所までの空港内トイレは使用禁止のテープが貼られていました。トイレは飛行機着陸前にしっかりと済ませておいてください。
2022年7月1日以降タイ旅行するなら
7月1日以前と以降の比較
2022年7月1日以降、COVID-19ワクチン接種者がタイに旅行をするなら、日本帰国前のPCR検査費用1,500バーツが発生するくらいの状況に落ち着きましたね。かなりハードルが下がりましたね。
2022年 〜07/01 |
2022年 07/01〜 |
|
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日本🇯🇵 ✈︎ タイ🇹🇭 | ||
① 1万ドル以上の保険 | ||
② ワクチン接種証明書 | ||
③ タイランドパス申請 | ||
タイ🇹🇭 ✈︎ 日本🇯🇵 | ||
① ワクチン接種証明書 | ||
②③ PCR検査陰性証明書 | ||
(MySOSアプリ) |
参照:GLOBAL WiFi
※7/1以降、①と③は必須条件から撤廃
タイ入国に必要だったワクチン接種証明書や1万ドル以上の保険(7/1以降は不要)についてはこちらの記事からどうぞ。
海外旅行に必要なのはお金よりも…
ちなみに僕がバンコクのBTSアソーク駅〜プロンポン駅(都心部・日本人が多いエリア)で見かけた人たちの屋外マスク着用率は80%を超えていたと思います。地下鉄などの交通機関ではほぼ100%です。東京で暮らしている人ならバンコクの町ではほとんど同じ感覚かと。僕も食事以外はマスクを着用してました。マスクを外すのはいわゆる欧米系の見た目の人たちが多いです。
コロナ陽性になった場合、タイでは10日間隔離されるようです。タイへ出発する前の準備やPCR検査費用よりも「日本帰国前のPCR検査の結果によってその後のスケジュールが変わる可能性がある」のがコロナ禍の海外旅行の1番の悩みですね。欧米各国とは違い、もはや日本で暮らす日本人ならでの悩みとなっていますが…。nippon.comにちょうどいい記事がありましたので引用します。
心配なところはそれだけではない。やはり、帰国時の検査結果が「陽性」になったら、数日間は帰国することができなくなる。この不安がやはり大きいだろう。
「帰国時に陽性になった場合、特に会社員の方は会社を休まなければなりません。夏休みに家族でハワイに行って、『コロナで陽性になり、ハワイから帰国できません』と会社へ報告することを想像して、ためらう人もいます。まだまだ海外旅行に行きたくても二の足を踏む人がいるのが現状です」と鳥海さん。
万が一、陽性になったときのために、海外旅行へ行く場合は「海外旅行保険」に入ることが重要だと鳥海さんは言う。感染した際の入院費や滞在費は、海外旅行保険でカバーすることもできるため、補償内容の確認もしておきたい。
鳥海さんによると、ゴールデンウィークに滞在したハワイの場合は、帰国時のPCR検査で陽性になると、軽症の場合はホテルの客室で隔離になることが多く、延泊することになる。ワクチン接種状況に関係なく、5日間は自主隔離が必要となる。
ホテルによっては清掃などの客室サービスがあるところもあれば、ないところも。また、隔離中の食事などはルームサービスやUber Eatsで用意することも踏まえておかなければならない。
参照:nippon.com
米ドルにもユーロにもタイバーツに対しても円安になり「海外旅行にはお金がもっと必要だー」と思うようになりました。しかし、コロナ陽性による「隔離」という懸念があるなら、海外旅行に必要なものはお金よりもむしろ時間です。時間の余裕が必要です。PCR検査で陽性の場合、予定通りに日本に帰国できない場合を少し考えることが必要になります。
僕はこう思っています。しかし、「旅行=悪」と思ってしまう行き過ぎた滅私奉公な人も多いのがこの国・日本です。心に余裕がない人間集団(変な人が多い会社)からは離れるのをお勧めしますが、ご判断は人それぞれですのでお任せします。お金を貯めたらアルバイトか自営業がいいと思います笑
海外旅行傷害保険にはエポスカード
最後に宣伝です笑
引用したニュース記事にもあるように、海外旅行での備えや保険として僕はエポスカードをお勧めしています。このブログではずっと言っています。エポスカードなら支払いに使わなくても持っているだけで海外旅行時のケガなどを保障してくれます。しかも発行費用や年会費などは一切かかりません。無料だけど最低限の保障が用意できる。だからすごいんです。持ってない方は、ホント、今のうちに下のリンク先からどうぞ。
まとめ:日本帰国前の検査は慌てずに!
2022年7月中旬にタイの首都バンコクにあるMedConsult ClinicでPCR検査(鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合)を受けてきました。午前11時に検査を受けて当日の夜8時40分には結果のPDFファイル付きeメールが届きます。これで費用が1,500バーツ/人(1バーツ3.8円換算で5,700円)です。
一時期と比べれば、コロナ禍ならではの書類の準備など対応しなければいけないことはかなり減ってきています。日本帰国前の検査の結果でどうなるかという不安はまだ残りますが、もはや「その時はその時!」って感じですね。