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【トルコ】2024年9月、楽しめなかったので2回目のイスタンブール旅行はなそう

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

 

初めてトルコのイスタンブールに旅行をしてきました。僕のこれまでの海外渡航経験ではトルコや中東地域には行ったことがなかったので、久しぶりにしっかり異文化な国に行ってきました。

 

 

感想:微妙…2回目はないかな

日本からトルコへ旅行をしたことのある人はそれなりに多いかと思いますが、僕にとってはそんなに楽しくない国でした。なので、「短期観光旅行者としてトルコへの2回目の渡航はおそらくない」と思います。

 

2024年 Shoheyのフラグ

フラグ 目的
第1 国籍 日本 🇯🇵
第2 ビジネス 日本 🇯🇵
第3 居宅 日本 🇯🇵
第4 資産運用 日本 🇯🇵
第5 余暇 トルコ 🇹🇷
第6 寄付 台湾 🇹🇼

*木村昭二さんの著書『終身旅行者PT 資産運用、ビジネス、居住国分散 ―― 国家の歩き方 徹底ガイド』を参考に作成

 

理由:合わないことが多かった

イスタンブールの観光名所といえば、旧市街にあるさまざまな建物や市場です。僕が宿泊したのも旧市街と新市街をつなぐ橋(ガラタ橋)のすぐ近くだったので、イスタンブールの中でも限定された場所を旅行しました。そのように限定された場所だったからなのかもしれませんが、僕には合わないことが多々ありました。

 

  • 物価が高い
  • 喫煙者の数が多い
  • 押し売りの商売人が多い
  • 意外と食事が合わなかった

 

物価が高い

2024年のトルコといえば、(日本円に対して)現地通貨のリラが安いが物価高が激しいことはよく聞いていました。イスタンブール現地でも本当にそう感じます。旅行者目線であれば特に食費が高く感じるかと思います。

 

旧市街で鯖サンドを食べた時は1個150リラ(日本円換算で633円)でした。鯖サンドもケバブサンドもいわゆるサンドウィッチですからね。日本円感覚で考えれば、食事のための食べ物1つが500円よりも低いことはイスタンブールではありえないかと。

 

あと、旧市街にある有名な建築物は外観だけを見て楽しみました。「え?中に入らなかったの?」って言われますが入場料が高すぎるので入ってません。

 

一方、物価が安いものもあります。公共交通機関の交通費です。僕はイスタンブールで公共交通機関はメトロしか使用しませんでしたが、旧市街近くのホテルからイスタンブール空港まではたったの48トルコリラ(約202円)で済みました。距離は約40km、メトロを使用して合計90分ほどの移動でした。それが48トルコリラ(約202円)です。超安い!

※1トルコリラ = 4.22円計算

 

喫煙者の数が多い

旧市街と周辺はタバコだらけです。街の空気が香辛料(スパイス)の匂いよりもタバコの匂いの方が強かったです。歩行者であれ店員さんであれ、どうやら現地の一部の人たちは手に何かを掴んでいないと退屈なのかもしれません。彼ら・彼女らは常に、タバコ・スマホ・チャイのグラスの3つのどれかを握っています。

 

火が消えないままのタバコのポイ捨ても多かったです….。

 

さらに、トルコ周辺の中東の国から観光に来ていると思われる人にも非常に驚きました。左腕で2歳未満と思われるお子さんを抱きながら右手でタバコを握っているのを見かけました。アヤソフィアの前で。雑技団ですか?お子さんを抱いているときにタバコとは…、価値観の違いってすごいね。

 

押し売りの商売人が多い

旧市街にある大きな市場(グランドバザールやエジプシャンバザール)は観光客がほぼ必ず訪れる場所です。

 

※地図はエジプシャン・バザール

 

そこで働く一部の店員さんたちのいかにもな商売魂が僕にとっては面倒くさく感じられました。東アジア系の見た目の僕が市場を歩けば、彼らは中国語で「你好」と呼び、反応がなければ次は日本語で「おにいさん、おにいさん」と呼びかけ、さらに反応がなければ韓国語で「アンニョンハセヨ」と捲し立ててきます。あー、うるさい。

 

この商売人たちの積極的なご挨拶、いちいち疲れる…。

 

さらには旧市街と新市街を結ぶ橋(ガラタ橋)で危うく騙されることもありました。橋を歩いている僕の前に靴磨きの道具一式を片手に歩くトルコ人男性がいました。すると、靴を磨くブラシだけがその道具箱からころんと地面に落ちました。その人は気づかずにそのまま歩き続けます。

 

咄嗟に僕はそのブラシを拾って英語で”Hey!”と話しかけブラシを落としたことを伝えました。するとそのトルコ人はトルコ語で「拾ってもらえて嬉しい」とでも言っているようで満面の笑みを浮かべ、さらに、お礼に僕の靴を磨くというジェスチャーまでしてきました。とんとん拍子でした。その時に僕は「あっ」と察しました。彼がいろいろと勝手に喋っているのを無視して”Bye!”と吐き捨てその場から去りました。

 

これは典型的で古典的な罠でしたね。

 

わざとブラシを落として拾ってくれた人にお礼と称して靴を磨いてそこで法外な値段を要求してくるやつです。これは商売でなくただの詐欺ですよね。4日間の滞在で、僕はこの靴磨き詐欺(?)に2回遭遇しました。2回目はブラシを拾うこともありませんでしたが笑

 

観光客が多い場所ではこういう不誠実にお金だけを奪おうとする輩がいます。市場で働く人たちにもすごくいい人たちはいたんですよ。ですが、悪い方法で「商売」をしようとする一部の悪目立ちする人たちもいます。旅行中にこのような目に遭うとその国の印象はガタ落ちですね。

 

意外と食事が合わなかった

東京で暮らしていている時にもケバブサンドはおいしく食べていましたが、イスタンブール現地では食事の後におかなの調子が悪くなることが多々ありました。食事なのか水なのか…、原因ははっきりとはわかりませんが、世界三大料理の一つと言われるトルコ料理は(現地で食べるとしたら)僕には合わないようでした。

 

食べている時はそれなりにおいしく食べられますが、数十分ほど経過するとお腹が痛かったりトイレが近くなることが通常より多かったですね。なぜだろう…。

 

※アイラン(いわゆる飲むヨーグルト、少ししょっぱい)とケバブ

 

ところで、世界三大料理とは、「中華料理・トルコ料理・フランス料理」と言われています。でも日本で暮らす僕にとっての世界三大料理は、やっぱり「和食・中華・イタリアン」なんですよねえ。常においしいですもん!

 

今後

短期観光旅行としてのイスタンブールは、「なし」です。

 

今回は3泊4日のイスタンブール滞在でしたが、元々の計画では1週間くらいイスタンブールに滞在しようとも考えていました。しかし、3泊4日に短縮して僕としては大正解でした。スパイスの香りとトルコ料理を楽しみたい時は、トルコに行かず東京の新大久保あたりに行って楽しみます笑

 

あとはAmazon primeで「オスマン帝国外伝」を見てトルコの歴史ドラマを楽しんでおきます。トルコに行く前までにシーズン1全話を見ようと思っていましたが、始めの4話くらいしか見られなかった…。

 

追記(2024年10月7日)

振り返ってみると、イスタンブールに行った時の僕はきっと「不明確さに疲れるのが嫌だった」のかもしれませんね。例えば、タクシーの運転手が僕を騙して高額な値段を要求してこないかとか、市場でぼったくり価格で商品を売りつけられるんじゃないだろうかとか。定価で購入できたり利用できる方がいちいち疲れなくて済みますからねえ。そう考えると、タクシー料金を考えて疲れるよりも定価で利用できる公共交通機関を選ぶはずです。

 

旅で得られる最大のメリットは、今現在の自分の心身の状態を確認できることかもしれませんね笑

 

おまけ:猫ちゃんとトルコ語

猫ちゃんはかわいい

イスタンブールの旧市街と周辺は野良猫ちゃんたちだらけです。しかも、ものすごく人に慣れています。この子達はイスタンブールで唯一の癒しです笑 街がタバコ臭くても、(一部の)現地人が面倒くさくて不誠実でも、サービスの割に物価が高くても、それでも猫ちゃんたちはかわいい。

 

 

トルコ語はほぼ使わず

 

英語圏ではない国に行くなら「ありがとう」や「こんにちは」くらいは現地の言語で言うべきだと思っているので、トルコ語での最低限の挨拶はメモしていきました。

 

しかし、旧市街という観光に超特化した場所ではトルコ語はほぼ必要なかったです。基本的には英語が通じちゃいますからね。トルコ語で僕が使ったのは「ありがとう」の意味の”テシェキュラー”だけでしたね。しかも、わざわざ英語の”Thank you.”の後に”テシェキュラー”を足して無理やり頑張って使った感じです。

 

まとめ:トルコ料理は日本で楽しみます

初めて訪れたトルコのイスタンブール旅行記でした。感想は、異文化を直接感じることができて良い体験にはなったが、(少なくとも今のところは)再び訪れたくはないかな…。食事があまり合わなかったことと(全員ではなく一部、一部なんですが)イスタンブール現地の人たちの「商売」押し売りが嫌いなので、これでおしまい。

 

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外経験を増やす生活を発信します。

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