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【ハンガリー】2024年9月、ブダペストはコンパクトで短期観光しやすい

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

 

久しぶりにヨーロッパ方面にも足を伸ばしてみました。初めてのハンガリーです。首都のブダペストへ2泊3日の観光をしてきたので、まとめます。

 

 

ブダペストで観光名所とされているところはそう遠くない距離に集約しているので、観光疲れはそこまでせずにヨーロッパを味わえます。

 

備考

  • この記事は2024年9月の体験です
  • ハンガリーの現地通貨はフォリント(ft)、当時の為替レートは、1フォリント=約0.4円、物価は東京での感覚とほぼ同じです

 

感想:短期観光しやすい規模◎

※大雨で増水したドナウ川、遊歩道は水没…

 

首都のブダペストはドナウ川を挟んでブダ側(西側、お城がある側)とペスト側(東側、国会議事堂がある側)に分かれています。ドナウ川にかかる歴史的な橋もいくつもありますし徒歩で渡って散歩できるいい距離感に観光名所が揃っています。なので、短期旅行者でも楽しみやすかったです。

 

僕が行ったのは下記の場所です。

 

  • 世界一美しいマクドナルド(ブダペスト西駅店)
  • 国会議事堂
  • ドナウ川
  • セーチェーニ鎖橋
  • ブダペスト中央市場
  • セーチェーニ温泉 など

 

トルコのイスタンブールを観光した後のハンガリーの首都ブダペスト観光だったので、比較も含めて、ブダペストで感じたことを3つ挙げていきます。

 

いいね1:公共交通機関が充実

外国で自動車を運転しない僕にとってはかなり嬉しい点です。電車、地下鉄、バスどれも充実していますし乗り方も分かりやすかったです。東京や大阪、名古屋などの都市部の移動に慣れている人にとっては楽勝かと思います。っていうか、東京生活している僕から見れば、東京以上に複雑な電車網って他の国にないですよ笑

 

ヨーロッパ圏で僕がまだあまり慣れないのは、地下鉄やバスに乗るときの切符の扱い方です。

 

日本の電車や地下鉄では、切符を購入し(今はSuicaなどのICカードを使うことがほとんどだけどね)改札機に切符を通してから駅構内に入ります。バスの乗車でも乗る時または降りる時に支払いを確実に済ませます。

 

 

しかし、ブダペストでは日本と違いヨーロッパ流のやり方です。そもそも、電車や地下鉄に日本のような駅の内側と外側を分ける「改札機」がありません。入口と出口の明確な境目がありません。ガバガバです。早い話、切符を持っていないような人でも列車に乗車できてしまいます(無賃乗車ってやつです)。もちろん正しく乗車するなら、切符を購入し、その切符を入口近くに立っている機械に通して小さな穴を開けた上で列車に乗ります。地下鉄でもバスでも同じようなやり方です。

 

Shohey
Shohey
チェコも同じやり方だったはず

 

不正に乗車する人はどのくらいいるんだろう?といつも気になっていました。時間帯によって無賃乗車していないかを抜き打ち検査する係員さんもいますけどね。

 

いいね2:落ち着いた国民性?

ブダペストを散策していて感じたのは、「人が騒がしくない」ですね笑 僕が訪れたのがブダペストの中でも観光客が多い場所だったからかもしれませんが、無駄にばかでかい声で喋る知性の低い人は見かけませんでした。また、ブダペストで地下鉄を利用する人たちに感動した点もあります。列車の乗り方が上手なんです!

 

東京でも多々見かけますが、列車に乗ってドア付近ですぐ立ち止まる奴いますよね?混んできた列車の中の方にいる人が途中駅で降りようとするとき、ドア付近の人が一旦駅のホームに降りてドア付近を開ければいいのにやらない奴いますよね?あいつらマジで邪魔ですよね!?よほど田舎者か脳レベルが低いかのどっちかなんですよね。ぶつぶつぶつ。

 

ブダペストでは乗り降りする人が譲り合ったりする場面や列車の中の方まで入る人たちもそれなりに見かけたので、ブダペストの人とブダペストを旅行している人たちは(他の都市部と比べると)マナーのある人たちが多い気がします。

 

経済発展した国であってもそれなりに稼ぎが良くなった人であっても、こういった何気ないマナーが理解できない・実践できない人たちはどの国でも多いです。ブダペストではそれが実践できる人の割合が多い気がしたので、僕の中では好印象でした。

 

なお、僕目線で、目の保養となるような上位1%のものすごい美女やものすごいイケメンは見かけなかったです(マナーのある人柄の良さそうな人や愛嬌のある人たちはそれなりに見かけたので、僕としてはその方が良かったです)。ブダペストで美女やイケメン探しをしたい人は、他の方の体験談を参考になさってくださいね。

 

がっかり:セーチェニ温泉、寒すぎる

 

ブダペストは温泉が多いことで有名でもあります。観光客に1番有名なのがセーチェニ温泉です。ブダペストの東側(ペスト側)にある巨大なスパ施設です。

 

僕の中での評価は、星1つです…笑

 

理由は、寒かったからです。屋外と屋内にプールや入浴できる箇所がいくつもありますが、9月下旬の外気温と温かくない水気温で僕は終始ぶるぶる震えていました。いくつも入浴できる箇所はたしかにありますが、一番温かい水温で38度のものしか見当たらず、結局サウナに入ってなんとか体を温めたというオチです…。

 

利用客は家族連れやカップルなどさまざまでしたが、38度以下のぬるま湯で気持ちよさそうな顔をしている人たちもいれば肩をすくめて寒がっている人たちもいました。やっぱり寒いんじゃん、って心の中で笑っちゃいましたね。

 

日本のような温かいまたは熱いお湯の温泉ではなく、あくまでも、「大きなプールがいくつもある施設」というのが実際の印象です。文化の違いを体験するという意味では良い体験でしたが、2回目も来たいとは思わないですね。それなりにお金もかかりましたからね…。

 

  • 入場料:約7,000円
  • サンダル代:約1,650円(3,990ft)

 

今後:観光だけなら1回でOK

今回の僕のように2泊3日の短期旅行者なら1回来ればとりあえずは良いかなと思います。ハンガリーの歴史やより現地の深いところまで体験・勉強したりお仕事をしたりするなら話は別ですけどね。

 

現地で有名な料理のグナーシュやお酒(パリンカ)もいただきましたが、1回食べれば十分でした。もしヨーロッパらしい街並みを散策しながらゆるりと旅行をしたい人であれば、ブダペストはおすすめです。派手さや荘厳さはないですがイタリアやフランスのように観光客の人混みはないです。落ち着いた雰囲気の中でマナーのある人たちもいる街をリーズナブルな値段で楽しむことはできます。

 

まとめ:コンパクトで落ち着きが◎

 

5年ぶりくらいのヨーロッパ圏の旅行は、ハンガリーの首都ブダペストでした。日本からの観光客である僕の目線では、飛び抜けたすごさ(?)のようなものは少ないかもしれませんが、人混みだらけの観光に疲れた観光客にとってはちょうど良い旅行ができる街だと思います。

 

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外経験を増やす生活を発信します。

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