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空港で並ばない、費用0円で行列時の出入国手続きを時短する方法

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この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

 

こんにちは、海外旅行推奨派のしょうへいです。久しぶりの海外旅行は長い行列などに悩まされずに楽しみたいものですよね。空港で10分かかるようなものを1分で済ませられるなら、済ませてしまいましょう。費用は0円です。

 

本記事の内容

  • 首都圏の空港でできる出入国の時短方法をご紹介します

 

筆者プロフィール

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前提(必要なもの)

  • スマートフォン
  • 「とりあえずやってみるか」とう軽いノリ

*主に羽田空港、成田空港などの首都圏の空港を利用する日本国籍の方向け

 

参考

  • ANA(全日本空輸株式会社)
  • 羽田空港国際線旅客ターミナル
  • 成田国際空港株式会社
  • 政府広報オンライン
  • 法務省
  • 財務省

 

結論

 

 

使うのは、スマートフォンのアプリと自動ゲートの2種類です。

これらを使えば、出国・入国どちらの場合もある程度の時短が可能です。この記事は2019年末の段階の制度や設備をもとに書いています。

 

 

出国

まず、空港での出国手続きは以下の通りです。

  1. 搭乗手続き(チェックイン、手荷物を預ける)
  2. 保安検査(セキュリティチェック)
  3. 税関検査
  4. 出国審査
  5. 搭乗口

参照:羽田空港国際線旅客ターミナル

*出国時に税関検査を受ける方は多くはないと思うのでここでは触れません。

いずれもある程度の列に並ぶことがほとんどでしょう。並ぶ時は並びますね、十数分から数十分ほど。ゴールデンウィークや年末年始などの混雑期はお気をつけてください。

 

この出発の流れの中で、時短がしやすいのは以下の段階です。

  • 搭乗手続き(チェックイン、手荷物を預ける)
  • 出国審査

 

それでは、それぞれの段階での時短方法をご紹介します。

 

搭乗手続きの時短方法 -アプリでオンライン・チェックイン-

boarding pass(搭乗券)をゲットする段階ですね。

チェックインの手続きだけならご自身のスマホで可能です。

ご利用になる航空会社が案内するアプリやサイトからオンライン・チェックインをすれば完了です。これだけです。

スマートフォンが普及したおかげで、空港にある航空会社のチェックイン・カウンターで人がチェックイン手続きをする手間が減っています。

しょうへい
しょうへい
セルフチェックイン機も活用されていますしね。
  • 預け入れ荷物がある方:航空会社のチェックイン・カウンターへ並んでください。荷物を預けるだけならスムーズに進めるはずです。
  • 預け入れ荷物がない方:そのまま保安検査へお進みください。

 

所用時間と費用(体感値)

  • 時間:数分
  • 費用:0円

 

出国審査の時短方法 -自動化ゲート-

出国審査はパスポートにスタンプが押される段階の手続きです。

政府広報オンラインにも掲載されている「自動化ゲート」を使います。

「自動化ゲート」は、パスポートと指紋の照合で本人確認を行い、自動的に出入国手続きができる「出入国管理システム」です。出国審査前に自動化ゲートの利用登録をしておけば、出入国審査場が混んでいるときでも、審査カウンターの長い列に並ばずに、自動化ゲートの専用レーンを使って、スムーズ&スピーディーに出入国審査の手続きを行うことができます。

参照:政府広報オンライン

利用には事前に利用者登録が必要です。出国当日でも登録可能です。

 

必要なもの

  • ICパスポート
  • 申請書(空港で記入可)
  • 両手の指紋(人差し指)

 

この自動化ゲートで列ができている状態には僕はまだ出くわしたことがないので、すでに利用している方は相当スムーズかと思います。

 

備考

  • 出国スタンプは押されません。スタンプ(証印)が必要な方は職員さんへお声がけください。
  • 頻繁に海外へ行く方はパスポートの査証(ビザ)ページの節約ができます。

 

所用時間と費用(体感値)

  • 時間:1分未満
  • 費用:0円

 

出国審査が完了すれば、あとは搭乗ゲート方面へ行くだけです。

 

出国手続きの時短 まとめ

  1. 搭乗手続き ✅
  2. 保安検査
  3. 税関検査
  4. 出国審査 ✅
  5. 搭乗口

 

それでは良い旅を。

 

入国・帰国

日本へのフライトお疲れ様です。

入国(帰国)時にも決まった流れがあります。下記をご覧ください。

  1. 検疫
  2. 入国審査
  3. 手荷物受け取り
  4. 動物検疫・植物検疫
  5. 税関検査
  6. 到着ロビー

参照:羽田空港国際線旅客ターミナル

そして、時短がしやすいのは以下の段階です。

  • 入国審査
  • 税関検査

 

入国審査の時短方法 -顔認証ゲート-

顔認証ゲートが設置されていますのでご利用ください。事前登録不要でスムーズに進めます。法務省に詳細が掲載されています。

 

所用時間と費用(体感値)

  • 時間:15秒
  • 費用:0円

 

税関の時短方法 -税関アプリ-

日本行きの飛行機の中で記入する縦長の黄色い紙がありますよね。あれです。「携帯品・別送品申告書」と呼ばれます。ここが提出する段階です。

時短方法として、2019年末時点では成田空港第3ターミナルでのみ使用可能なスマートフォンアプリがあります。「税関アプリ」です。紙で申告しません。

税関検査場電子申告ゲートを利用すると、ターンテーブルに手荷物が出てくるまでの待ち時間を利用して、「携帯品・別送品申告書」を電子的に提出することができます。この場合、書面の申告書の提出は必要ありません。手荷物を受取った後、電子申告ゲートへ進むと立ち止まることなく、スムーズにゲートを通過することができます。

成田空港第3ターミナルを利用して日本に入国する際は、ぜひ電子申告ゲートをご利用ください。

参照:税関

お持ちのスマートフォンに「税関アプリ」をインストールしてご利用ください。

僕の2019年の体験では、到着時にこのアプリを使用していた人は二、三組ほどでほとんどの人が使っていなかった印象です。従来の職員さんによる確認に列がある時は、アプリの方がスムーズですね。

 

所用時間と費用(体感値)

  • 時間:2~3分
  • 費用:0円

 

入国手続きの時短 まとめ

  1. 検疫
  2. 入国審査 ✅
  3. 手荷物受け取り
  4. 動物検疫・植物検疫
  5. 税関検査 ✅
  6. 到着ロビー

 

余談 -個人的な感覚-

航空会社の上級会員等になるのももちろん良いですが、お金をかけずともスマホと自動化ゲートを使えばそれなりに快適な空の旅を作ることができます。空港でそこまで並ばないだけで体が楽ですよ。待ち時間でイライラする声を耳にしないのも嬉しいものです。

 

 

まとめ -出入国手続きの時短方法-

飛行機に乗っている時間以外も旅の一部です。スマホと自動化ゲートを使って費用0円でスムーズな出入国手続きをしてみてはいかがでしょうか?

出国

  • 搭乗手続きの時短方法 -アプリでオンライン・チェックイン-
  • 出国審査の時短方法 -自動化ゲート-

 

入国

  • 入国審査の時短方法 -顔認証ゲート-
  • 税関の時短方法 -税関アプリ-

 

浮いた時間は、カフェに行ったりお子さんと一緒に空港を探検したりとのんびりお過ごしください。

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。

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