この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
東京都内の新型コロナウイルスの感染者数が400人を超えたという報道の中で本記事を書いています。
感染拡大防止のために人の移動の制限や自粛要請が続く現状では、僕らの行動は住んでいる国や町に大きく影響されます。「日本人」という意識が無意識に高められている今こそ忘れないでほしいことがあります。
「これだから海外の人はさあ〜」
「日本人は世界の中でも真面目だからさあ〜」
こんな風に言う人を見かけた時、こんな風についつい言ってしまう時、当てはまる方は是非続きをお読みください。
本記事の内容とベネフィット
- 内容:「〇〇人」以外の考えで人を分別してみる
- ベネフィット:日本国内での人間関係の悩みや衝突から回避しやすくなる
筆者情報
日本生まれ日本育ち。だけど、「日本人」という繋がりだけで1億2千万人全員と仲良くはなれないと感じています。20歳から毎年海外へ。これらの経験から分かったことがあります。
要点
- 価値観という単位で世界を区別してみよう
- 国や土地という枠を乗り越える味方は英語
縦線と横線と英語
抽象的な言い方になってしまいましたが、要は、価値観の合う人・気の合う人といる方が楽しいですよ、ということです。
この国では、住んでいる地域や働いている会社の中の人間関係に悩む人が多々見受けられます。
2020年現在、地球上には70億人を超える人が暮らしいていると言われ、日本には1.2億人の人が暮らしています。70億人中の約1億人です。残りの69億人の中には、救いようのない日本人よりもあなたと気の合う人はいるはずです。
それでは、僕なりに体系立てて説明していきます。これから説明するのは、人の区分けの仕方についてです。
縦の線、国や土地
一番想像しやすいのが縦の線による区分けでしょう。
縦の線とは、国や町、会社といった自分が所属しているものによって人を分けるものです。
- 日本
- 台湾
- イタリア
- メキシコ
- アメリカ
国という単位で人を区分けすれば、日本人、台湾人のように分けることができます。国境などと連動する場合が多いですね。図に表すとこのようなイメージです。
この縦の線によって「同じ人」「違う人」という一つの分け方が作られます。
横の線、価値観
横の線は、縦の線と違い、考え方や価値観による違いで人を区分けする線です。
上記の例でも賛成する人もいれば反対する人もいるはずです。これは日本だろうがイタリアだろうが起こる考え方の違いですね。横の線は、考え方の違いによる人の分け方です。
図に表すとこうなります。
価値観という横の線だけで見れば、日本に限らず自分と気の合う人たちが世界中の国にいることになります。
下記の図をご覧ください。縦の線と横の線を重ねると、日本にも世界にも自分と気が合う人もいれば合わなそうな人もいることがわかります。
「日本」や「町」「会社」という縦の線で悩んでいる人の解決の一つは、この価値観という横の線で合う人たちを見つけることでしょう。
それではここで質問です。今あなたが属するその環境に価値観の合う人はいますか?
上記のような身近な例もあれば、もう少し大きい「国」という視点でも習慣や制度、考え方が自分に合うこと・合わないことがあるはずです。
日本で生まれ育ったとしても、他の国に根付く価値観の方が合う場合もあります。しかし、国が変われば価値観だけではなく話す言葉も認識している歴史も今までの自分のものとは違います。
そんな時に僕らの強い味方でいてくれるのは共通の言語・英語です。
共通の言葉、英語
世界の共通言語と呼ばれるくらい普及した英語は、強い味方であり武器でもあります。今の世の中は、日本語話者だけであるよりも英語話者でもある方が様々な場面で選択肢が拡大に増える状態です。これは紛れも無い事実です。
これまで説明してきた縦と横の線で、縦の線を乗り越えるには英語が一番身近でコスパのいい手段でしょう。
日本だけでなく世界中で英語を使う人が増えている今、人と人が国という垣根を超えて繋がりやすくなっています。英語というジャンプ力があればヒョイと跳べば縦の線は解消されます。
国や町という単位があれば縦線が完全に消えることはないでしょう。しかし、縦の線の壁は英語という共通言語があることで気にならなくなりました。日本の中だけの環境に苦しさを感じる人は、英語を使って自分の世界を広げちゃえ!これが解決策ですよ。
小まとめ
国や町(縦の線)と価値観(横の線)で人を整理して、共通言語の英語を使えば、国内の合わない人間関係に苦しめられることも減らせるはず!
しょうへい体験談
ここで僕の経験も触れます。
僕が上記のようにすれば人間関係の悩み解決に役立つと考えるようになったのは大きく2つの理由からです。
- 英語を勉強してきて使ってきているから
- 国や会社(縦の線)だけの人間関係に悩んだから
僕はたまたま学校の授業で好きになれたのが英語でした。数学のテストなんて散々・・・。世界中で英語が使われる時代の流れにも合致して自分の英語スキルは役に立つし必要とされてもいるので、正直、運が良かったな、と感じています。
アメリカ留学やヨーロッパ出張の機会にも恵まれて海外に行ける自分ができあがってきたら、徐々に、日本にいる合わない人のことで自分の時間とメンタルを擦り減らすのが嫌になっちゃいましたね。鬱になるとか死にたくなるとか、生きてればそうなることもあります。
でも、そんなことよりも快適に過ごしたいじゃないですか?笑
合わない人たちに悩んで苦しむくらいなら、離れる方が良いという考えに僕は至りました。まさにこの図です。
しかも、悩んでいるときってストレスが溜まりまくって、視野がめちゃくちゃ狭くなるんですよね。そんな時の人間関係の見え方ってこんな感じなんです。
今まさに悩んでいるというあなた、解決策の参考としてどうぞご活用ください。英語でヒョイっと。
間違えてほしくないので念の為言うと、「日本国内の価値観に特に不満なし」と思う人は、わざわざ海外に行かなくてもいいかもしれないですよ。それも選択の自由なので。
まとめ
世の中には合う人もいれば合わない人もいる。日本国内の合わない人たちに悩むくらいなら、日本国外の気の合う人たちと楽しい人生を送りましょう。