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2020年12月中旬、連日コロナの新規感染者数ばかり報道される東京にて日商簿記3級を受験してきました。結果は・・・合格です!!!!得点は95点でした。
2020年の夏から2つ勉強を始めて試験合格もできました💮
✅FP3級
✅日商簿記3級大学受験の勉強をしていた高校3年生の時のような過ごし方をした半年でした。
資格ゲットしたから何?って話ではありますが、日本でのお金の基礎知識を体系的に学べたのは良かったですね。
— Shohey🇯🇵 (@ShoheyBlog) December 15, 2020
先日合格した日商簿記3級の得点です
✅ 95点 / 100点満点
本当は得点の写真を載せたいけど、念の為、文字のみの報告です😅
下記リンク先(商工会議所の検定試験)の「(2)試験後の禁止事項」で試験に関する情報漏洩NGの記載があります。受験者はご注意ください。https://t.co/q8KRCAGEP8
— Shohey🇯🇵 (@ShoheyBlog) December 16, 2020
従来のペーパーテストではなく、12月から始まった日商簿記3級ネット試験(CBT試験)で受験しました。なお、ネット試験の詳細は公表できません。本記事にも試験の詳細などは一切書いていませんからね。
(2)試験後の禁止事項
試験問題を含め、試験に関して知りえた情報全般の複製、外部への開示、漏洩(ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をはじめインターネット等への掲載を含む)を一切禁じます。試験後にこれらの行為を行ったことが発覚した場合、当該受験者は失格または合格を取消、今後の受験をお断りするなどの対応を取らせていただきます。
参照:商工会議所の検定試験
2020年はコロナの影響で仕事を奪われたり収入減になった人は多いでしょう。僕もその一人ですが・・・。その分、副業や個人事業の開業をして対策をし始めた人もいるのでは?今回は特にそんな一個人事業主さんに向けて書きます。
それでは、僕の受験記です。どうぞ。
本記事の内容
- 日商簿記3級受験の体験記
- 合格した後の個人事業主の感想がわかります
筆者プロフィール
日商簿記3級合格、受験記
日商簿記3級の勉強について
受験必須かどうかは人それぞれだが、体系的に簿記の基礎を学べるのはありがたい。小規模自営業者の僕らは学んだ方がお得だと思います。
決算書の作り方か読み方か
このような人は改まって簿記3級を受験しなくてもいいかもしれないですね。決算書の読み方がわかるなら良いのかと。
しかし自分で仕訳や決算書作成をするならいい勉強です。「会計なんて勉強してこなかったよ〜」という小規模個人事業主さんには特に良いと思います。
ちょっと聞きますよ。副業であれ個人事業主1本であれ、税理士さんに会計作業をお金を払って依頼できるほどの利益を安定して作れていますか?
Twitter界隈には「数千万円稼いでます」的なアカウントが多いですが、そのような人は少数派かと。多数派である売上や所得がまだ小規模の自営業者なら会計業務もまだ自分自身で対応できるはずです。
現状まだ小規模の自営業者にこそ日商簿記3級はおすすめです。日商簿記3級の位置付けは基礎レベルです。下記の引用をご覧ください。
簿記3級のレベル
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
参照:商工会議所の検定試験
学生時代に語学しかやってこなかった僕でも合格できるので、殆どの人はちゃんと勉強すれば合格できるレベルだと思いますよ。
ちなみに、僕が自分で日々の会計業務(取引の仕訳)をやって感じられるメリットはざっくり下記の通りです。
- 税理士さんへ依頼する費用が節約できる
- 費用負担が大きいビジネスには飛び付かなくなる
- 1年が終わる前にどの程度の黒字になるか予想できる
要は、「会計の視点からも、自分のビジネスの現状把握がしやすくなる」ということです。自営業者はお仕事と会計がセットですからね。現時点で比較的小規模の自営業者なら基礎知識レベルの日商簿記3級で充分事足りるかと思います。
コロナ禍ということもあり日商簿記ネット試験で受験する人は今後増えていくでしょう。僕の日商簿記3級合格までの行動を下記に列挙します。受験を考えている方は、一つの参考や目安にしてみてください。
しょうへいの簿記3級の勉強
そもそもの前提として、僕は日商簿記3級を勉強する前から仕訳作業は自分でしていました。個人事業主ですからね。とは言っても、体系的に学んだわけではないです。「自分の仕事で必要な仕訳のやり方だけは学んだ」という感じです。
なので決算書を作ったり確定申告をしたりした経験はあります。全く0知識で日商簿記3級の勉強を始めたわけではありませんが、下記のスケジュールで受験し合格しました。
スケジュール
- 9月以前:独学で学ぼうとするが挫折する・・・
- 9月中旬:(FP3級受験後)クレアールに申し込む
- 9月中旬:クレアールの教材にかじりつき学ぶ
- 10月上旬:応募者殺到で11月の従来式の試験に申し込みできず・・・
- 11月中旬:(従来のペーパー式試験が実施される、いいなあ・・・)
- 11月中旬:(扁桃炎で日常生活が大変だった・・・)
- 12月中旬:ネット試験(CBT方式)で受験、合格!わーい!!
10月上旬、従来のペーパー式で行われる11月の試験に申し込みできなかった時の記事はこちらです。申し込みの書店に長蛇の列・・・。
勉強の概要
- 勉強期間:約3ヶ月
- 勉強費用:10,360円(クレアール)
- 勉強方法:クレアールの教材にかじりつく
- ポイント:受験する1ヶ月くらい前から過去問を解きまくる
実は一番最初は本屋で参考書を買って独学で学んでいました。しかし、途中からモチベーションが下がって挫折しました笑 その後、評判になっていたクレアールという通信講座を使って再び勉強しました。
僕の体験から言えば、独学はあまりおすすめしないです。一人だとモチベーションが下がりやすいですし、簿記は実務ができるようにならないと意味がないので。
クレアールはテキストや問題集に加えて講座動画もインターネットで見ることができます。動画で講師の方が各単元を説明しながら学習を進められます。これがね、良かったです。「誰かに教えてもらう」って良い方法なんですね。
日商簿記3級を学ぶなら独学よりは講座などを申し込むのが効率が良いと僕は思います。クレアールは価格も約1万円でお手頃です。負担もまだ少なくて済むでしょ?自宅のPCで見れるのでコロナ禍の今ならなお嬉しい。
クレアール簿記検定講座
科学的・合理的・経済的に日商簿記検定試験の合格が目指せます!詳しい資料を無料で急送します。
勉強&合格しての感想
- 仕訳作業の知識が広まった
- 資格を取得しても仕訳は自分でする
- 実務と資格取得は切り離して考えても良い
- 日商簿記3級の知識範囲だけでは自分の目標には届かない(世界の航空会社の決算書を読みたい)
今後と目標
- 世界の航空業界の会社の決算をもっと読みたい!連結決算の知識や英語の決算書を読むための勉強(?)
僕も読者のあなたも海外が好きでしょう。会計を学ぶと、海外に行くときにお世話になる航空会社のことも会計の視点から知りたくなるんですよね。日系だけでなく海外の航空会社も含めです。
ただ、連結決算もバンバン出てくる海外の決算書を理解したいなら日商簿記2級やIFRSの知識が必要になるんですよねえ。また勉強かなあ。適宜必要な箇所の知識を都度学ぶっていう横着をしたいんだけどなあ。
とまぁ、今はそんな感じです。とりあえず、解放感があります笑 2020年後半はFP3級と日商簿記3級の勉強漬けでした。なんだか受験勉強をしていた高校3年生のような生活でした。
FP3級の受験記はこちらをどうぞ。
まとめ
2020年9月中旬から本格的に勉強を始めた日商簿記3級は、12月中旬に受験し合格しました。いぇい!自分で会計業務をする小規模自営業者さんなら学んでおいて良い資格だと感じます、実務に直結しますからね。
独学でできる方は独学で良いと思いますが、勉強をするなら通信講座のクレアールも候補の一つとしておすすめしておきます。