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今更かよとツッコミを入れられそうですが、映画「戦場のメリークリスマス」を見ました。Amazon primeは便利ですね、ほんと。坂本龍一さんの音楽はよく聴いていましたが映画は見れていなかったんです。
やっと見ました『戦場のメリークリスマス』🎥
坂本龍一さんの音楽の「戦場のメリークリスマス」はよく聞いていましたが、「種を蒔く」も好きになりました。印象的なシーンと合わさって濃いです。
これが1983年に公開されたと知りさらにびっくりです。
— Shohey🇯🇵2020年はFP3級と日商簿記3級合格した (@ShoheyBlog) December 27, 2020
1983年に公開されたこの映画を37年経った2020年に見たわけですが、色々考えさせられました。そこでこのブログにも関連する点を取り上げて今回はみなさんへ質問を投げかけたいと思います。
本記事の内容とベネフィット
- 「戦場のメリークリスマス」を見ての質問
- 個人と所属先である国との距離感や関係性を考える
筆者情報
「戦場のメリークリスマス」を見て思う個人と国家
要点
所属している国は所属したいと思う国になっていますか?日本を例に言い換えてみます。日本に住んでいる皆さん、これからも日本に住んでいきたくらい日本は好きですか?
理由
ちょっと抽象的な質問をしてしまいましたが、日本は好きですか?
「戦場のメリークリスマス」を見た感想は、100人いれば100通りの答えが返ってくるかと思います。その中の一人として僕が感じたことは、「個人と国の足並みが揃うと幸せだろうなあ」です。
映画は戦時中の1942年のジャワ島が舞台です。戦時中は「国」という単位によって人々が分断されていました。そんな中で僕が印象的に思ったのは、坂本龍一さんが演じる日本軍のヨノイ大尉が捕虜となっていたイギリス軍の男・セリアズ少佐に惹かれていき心が揺れ動きまくるシーンです。
なぜこれが印象的だったかと言うと、坂本龍一さんが演じるヨノイ大尉の「個人」としてはそのイギリス軍のセリアズ少佐に惹かれているのに「国」として捉えるとそのセリアズ少佐は敵だからです。個人と国家の間で大きなギャップがあるからこそ印象的に映りました。
そこで感じたことは「個人と国の方向性が揃っていたら幸せだろうなあ」です。逆に「個人と国の足並みが揃わないと辛いことが多いだろうなあ」とも言えます。国民は色々な保障制度などの恩恵を受けてはいるんだけども・・・でも・・・、ってところですかね。
次はコロナ三昧の2020年の日本で考えてみます。
具体例
2020年はコロナ一色と言ってもいいくらいでした。日本という一つの国や各地方自治体の動きが、自分たちの生活にこんなに身近に感じられたことは今までなかったのではないでしょうか。
一律10万円給付や GoToキャンペーンのような経済支援などお金の使い方が非常に注目されました。これらの報道などを日々見聞きした上で、あなたの考えと日本・各自治体の動きは足並みが揃っていると感じますか?要は、満足ですかそれとも不満足ですか?
コロナ以前であっても、日本という国に身を置いて安心感や満足感はありましたか?制度や税金の使い方は納得のいくものでしたか?(普段は感じにくいかもしれませんが)日本に住むとありがたい制度などもあります。とは言え、他にも要望がきっとありますよね?
しょうへいの余談
戦時中であれば国籍と居住地が同じであることが「普通」だったでしょう。例えば、日本人(日本国籍)なら日本に住んでいる、といった具合です。
しかし現代では、国籍と居住地が同じとは限らないです。日本人(日本国籍)としてアメリカに住んでいる人、シンガポールに住んでいる人、オーストラリアに住んでいる人などさまざまです。日本には帰ってくる気がないという日本人も世界にはいます。
グローバル化によって個人の価値観や多様性が重要視されてきた現代では、国という土地単位だけで人を管理・区別するのが合わなくなってきたんでしょうね。価値観に関する記事はこちらも合わせてどうぞ。
まとめ
1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」を37年経った2020年12月末に見て心に特に残ったのは、個人と国家との関係性や方向性についてでした。
そこでみなさんへ質問をさせてもらいました。自分が望むことと国が望むことは合っているのか。個人の人生は、住んでいる国のその時の制度によっていくらでも影響される可能性があります。あなたのご意見は?
映画をまだ見ていない人はぜひご覧ください。Amazon primeでも見られますよ。音楽がまたいいんですよ。個人的には、坂本龍一さん作曲「種を蒔く(Sowing The Seed)」が好きになりました。