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「日本人パスポートは世界最強です!」の謳い文句が終わりました。今まで1位だった日本人パスポートの世界ランキングが2023年7月時点で第3位になりました。金メダルから銅メダルへ。
でも、特に問題ないのでは?
本記事の内容とわかること
- 世界第3位だけど問題なし
- というか、パスポート持ってる?
プロフィール
世界第3位の日本人パスポート、で?
特に問題ないはず
調査会社Henley & Partnersによると、2023年3四半期(7月)現在のパスポートランキング世界第1位はシンガポールです。昨今のシンガポールは日本と同立1位の座にいましたが、この度、唯一の1位となりました。そして日本は第3位となり、他にも同立3位の国としてオーストリア、フィンランド、フランス、ルクセンブルク、韓国、スウェーデンが並んでいます。
と思う気持ちもわかります。何かで1位になったり過去の栄光があったりするとそこに固執する気持ちは出てきます。昭和の好景気にすがる老人とその後継者のような古い考えが移植されたままの一部の40代や50代とかね。
世界第3位となった日本人パスポートですが、事前ビザなしでも189カ国に渡航することができます。1位のシンガポールは192カ国、2位のドイツ・イタリア・スペインが190カ国です。日本人の人気渡航先である台湾やタイへ観光するならビザを発行しなくてもパスポート1つでそのまま入国できます。パスポートを持つほとんどの日本人には何ら問題ないはずです。
パスポート発行の費用
2023年3月27日現在、東京では16,000円で10年有効のパスポートを発行することができます。
参照:東京都生活文化スポーツ局
しかし!令和4年時点で日本人パスポートを持っている人の数は約2,000万人です。日本に住んでいる人口と比べると、パスポートを持っている人の割合は20%にも満たない程度です。詳しくは別の記事をご覧ください。
たとえ良いものを作ったり用意したりしても全員がその良さに気づくとは限らないってことです。
10年有効パスポートの発行費用が16,000円、1年換算で1,600円です。1年間で1,600円ですよ?1年で1,600円をついつい使っちゃうことなんていくらでもありますよね?酒やタバコ、インスタ映えはするだろうけど2度は食べないようなもの。それなのに、パスポートにはお金はかけない人の方が多い…。
まとめ:早くパスポート作りなよ
2023年7月現在のパスポート世界ランキングでは、日本人パスポートは第3位となりました。なんだか「1位じゃなきゃダメなんですか?」のセリフが思い出されますね。3位でも上位ですしほとんどの日本人パスポート保有者には問題ないと思います。
それよりもこれだけすごいパスポートなんだから、作ればいいのに。