この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
さてさて、国民年金保険料を全額免除の通知書が届きました。
本記事の内容とわかること
- 国民年金保険料の支払い全額免除
- 「払えません」の意思表示は大事
筆者プロフィール
令和5年度の国民年金保険料が全額免除
国民年金保険料が全額免除
昨年度(令和4年度)に引き続き、コロナ禍の無駄な自粛で低収入になった身としては、このような免除は本当に助かります。感謝します。払えないときは「払えません、免除や猶予をください」と伝えなきゃダメです。手続きとは意思表示です。YesかNoも言わないで僕らの気持ちが勝手に理解してもらえるわけありません。
2023年10月現在、1ヶ月の国民年金保険料は16,520円です。12ヶ月分を払うと、198,240円になります。たっけぇ…。
国民年金保険料の金額は、1カ月あたり16,520円です(令和5年度)。
なお、まとめて前払い(前納)すると、割引が適用されるのでおトクです。参照:日本年金機構
毎年のようにブログで書いてきましたが、収入が激減した人が1年間で20万円分の支払いをするのってかなりキツイです…。しかも、今現在の僕らの生活の足しになる出費ではなく「今現在の高齢者がもらう年金のための出費」であり「僕らが高齢になったときに年金を受け取るための権利のための支払い」です。
怒涛の夏の2ヶ月間
就業そして退職
実は、僕は2023年8月1日(火)から輸入商社の会社員として働き始めていました。過去に新宿方面の商社マンとして働いていた仕事とかなり似ていたので良いかと思って選んだ会社でしたが、実際はひどい会社であることが勤務初日にわかりました。詳しくは公開しませんが、直属の上司も社長も身勝手なプレイヤー状態で、上司や経営者(会社の仕組み作りの目線で)は、な〜んの役にも立たないおっさんたちでした。このありさまを勤務初日に見抜いたので、1週間後には退職の通知をしてさらにその1週間後に退職しました。合計2週間の勤務でした。
余談ですが、従業員(労働者)でいる人たちはこういうダメな会社をいますぐに辞めるべきだと僕は思います。僕らの人生(時間)がもったいないです。さらには、こういう会社はさっさと潰したほうが日本としてもハッピーなので、従業員として働くことでこれらの会社を存続させてしまうことに加担してしまうのはやめましょう。
親の在宅介護
このたった2週間の会社員生活でも僕は健康保険と厚生年金保険に加入していたので、元々の国民健康保険と国民年金保険から切り替わっていました。退職をしたので、再び国民健康保険と国民年金保険に戻りました。面倒な手続き…苦笑
退職をした後に、母親がひどいぎっくり腰になったと知りガチの在宅介護が始まりました。当初、病院で診てもらうために移動することもできないくらいのひどい状態だったので、とにかく誰かが家で介護をするしかありませんでした。寝返りさせ難しい状態でしたからね。食事もトイレも体を拭くのも僕がやるしかないんですよ。医師による診断がない状態では、公的な支援を申請することすらできません。病院で診てもらったのはぎっくり腰から約1ヶ月経ってからです。振り返ると、まるまる1ヶ月間、ほぼ一人っきりで家族を支えるのは自殺行為に近かったです。
今現在30代の方へ。仕事をしながら親の介護なんてできるわけありませんよ。5時間まとまって眠る時間なんてありませんよ。経験していない人間ほど綺麗事を言って受けの良い解決を提案していますが、現実的ではないちゃんちゃらおかしい発信ばかりです。公的制度の確認も大事ですが、忘れてはいけないのは、人間には感情があることです。病人生活になると「これは嫌だ」「あれは嫌だ」といろいろと言うはずです。介護する側も感情のある人間です。家族が病人状態になってからいろいろと決めるのは遅いです。病人状態になる前から「自分一人で家で生活できなくなったら、こうしよう」と決めておくのが大事です。土壇場では冷静な判断はできません。あらかじめ、方針を決めてご家族と共有してくださいね。
8月から10月までなんだか怒涛のような日々でした。介護貧困になって僕の人生も詰むかもしれない、と思っていたくらいです…。昨今、いじめ問題(いじめという名前の犯罪)などが取り上げられていますが、他人から直接的にいじめられなくても人間のメンタルなんてすぐ壊せます。4日、5日もあれば簡単に壊れますよ、それも勝手にね。
本当に怒涛のような2ヶ月でした。このような中で、国民年金保険料は全額免除となりました。ありがたいです。
2023税金カレンダー
僕がこのブログで名付けた「税金カレンダー」の更新です。前年度が低収入になっている人は似たような状態だと思います。
決定月 | 種類 | 結果 | 状況 |
2月~3月 | 所得税 | 還付 | |
6月 | 住民税 | 非課税 | |
7月 | 国民年金 | 全額免除 | |
7月 | 国民健康保険 | 2万円 |
※2023年
2023年現在、日本国はこれらの種類の税金は「収入・所得」に基づいて計算されます。稼ぎが少ないなら払う税金も少なくなる、ということです。仮に、貯金1億円をもっている人であっても年収が100万円未満なら払う税金は少ないとなるはずです。ここ数年間、日本に納税している稼ぐ金額が大きい人たちには感謝ですね。ありがとうございます。
まとめ:国民年金保険料は全額免除、
昨年度に引き続き、国民年金保険料を全額免除にしていただきました。ちゃんと手続きをして「払えません」の意思表示をするのは大事ですね。
免除や猶予の期間は国民年金の加入期間には含まれます。高齢になったときに国民年金の受給条件である「加入10年以上」を満たせるように支払い免除や猶予の手続きはお忘れなく。自分で勝手に支払いを無視するのはダメですよ。