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TOEIC満点よりもIELTS6.5以上並みの英語を使い続ける生活を作れ

ShoheyBlog-PLAYGROUNDS-article-Japan rev20221011

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

 

海外に行くなら英語必須だよねえ。はい、必須です(と思います)。ですが、日本では就職や昇進のための「TOEIC力」が求められているという側面があります。そこで、この記事では下記の点をお伝えします。

 

本記事の内容

  • TOEIC満点の990点よりもIELTS 6.5以上を狙えるほどの英語力の習慣を作ろう
  • なぜIELTSなのか
  • なぜIELTS 6.5以上なのか
  • それくらいの英語力の習慣作りのヒント

 

筆者プロフィール

ShoheyBlog-private-profile-insert-rev20221010

僕が受験してきたのは、英検とTOEIC L&R、TOEFL iBTです。日本国内では英検とTOEIC L&Rの二つが今でも主流ですね。

 

要点:IELTSなら世界規模の資格

  • IELTSスコアよりも英語がある習慣作りが重要
  • TOEICよりもIELTSの方が利用できる国が圧倒的に多い

 

 

まず”IELTS”って読めましたか?日本語では「アイエルツ」と言われていますね。

 

IELTS(International English Language Testing System)は、米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および英国を含む英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を測定する、ハイステークスの英語試験です。

IELTSは、4つの英語スキル(書く、読む、聞く、話す)をはかるテストで、IELTSアカデミックとIELTSジェネラル・トレーニングの2つのモジュール(タイプ)があります。

IELTS

 

しょうへい
しょうへい
ご存知の通り、日本で一般的なTOIEC L&Rは、Listening(聞く)とReading(読む)の力を測ることができますが、Writing(書く)とSpeaking(話す)の力は測れません

 

 

理由:IELTS 6.5が世界の英語力の目安

理由1:なぜIELTSなのか

では本記事の重要な点の1つ目として、なぜTOEICよりもIELTSの点数を目標にするのかについてです。TOEICよりもIELTSの方がより利用できる機会が多いからです。

 

話はシンプルです。僕らが取得した英検やTOEICの点数、日本以外でも使えますか?実は、英語圏への留学や移住を考えたときにTOEICは僕らの英語力の証明としては認めてもらえないことが殆どなんです。

 

しょうへい
しょうへい
英語圏で使えない英語のテストTOEIC・・・

 

理由2:なぜIELTS6.5以上なのか

では、そんなIELTSで6.5以上の点数を意識するのはなぜか。IELTS6.5以上あれば、移住や留学条件を満たしやすいからです。IELTSの点数の範囲は以下の通りです。

 

IELTSの成績は4つのスキル(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)ごとに、1(最低)から9(最高)の段階評価で示されます。各スキル毎の個別バンドと総合評価としてのオーバーオール・バンドスコアは0.5刻み(例えば、6.0)、6.5など)で示されます。

IELTS

 

最高9、僕らが意識するのは6.5。まあまあ高いですよね。このIELTS 6.5は、英語圏への留学や移住で基準にされやすい点数になっています。

 

つまり、IELTS 6.5以上を狙える英語力が常にあれば暮らしの選択肢が広がるかもしれない、ということです。

 

 

具体例:英語圏4カ国のIELTSの条件

カナダ

 

日本時間2021年2月13日の23時に福島県を中心に起きた地震で新型コロナウイルス(COVID-19)にさらに不安が募る時、カナダ移民省の発表に驚きの声が挙がりました。永住権の申請の条件がめちゃくちゃ低い!!という発表です。詳しくは下記のツイートからどうぞ。

 


このカナダの永住権申請でもIELTSが必要になってきます。厳密に言うと他の英語資格もOKのようですが、日本に住んでいる人が受験しやすいのはIELTSなので実質IELTSが必要でしょうね。

カナダ永住権の申請はポイント制です。僕らの年齢や職歴、英語力に基づいて「何ポイントの人間なのか」が計算されます。IELTSを持っていないと門前払いされる可能性が高いです。

 

 

イギリス

 

イギリスのUniversity of Oxfordへ留学を希望する場合は、IELTS Academicで7.0(最低6.5)を要求されます。原文はこちらから。要求されるIELTSのスコアは国や大学、ビザの種類によって異なりますが、6.5を取得できる実力があれば様々な場面で応用が効きやすいでしょう。

 

 

オーストラリア

 

例えば、オーストラリアが定めている英語力の証明として利用できるテストを見てみましょう。5段階のうち真ん中のレベルに当たるCompetent Englishです。

 

参照:Australian Government Department of Home Affairs 2020年5月キャプチャ 

 

IELTS、TOEIC iBTをはじめとしたテスト結果が利用可能です。そして、残念ながら、英検やTOEIC L&Rでは証明書にはならないのです・・・。これは他の英語圏の国でも同様です。

 

 

ニュージーランド

 

ニュージーランドのサイトから、English language test results we acceptにあるEnglish language test results for Skilled Migrant Category Resident Visaを見てみましょう(申請者のテーブル参照)。IELTS GeneralまたはAcademicで最低でも6.5が要求されていますね。

 

Test Minimum score you need
International English Language Testing System (IELTS) — General or Academic Module Overall score of 6.5 or more
参照:IMMIGRATION NEW ZEALAND

 

 

IELTS6.5以上の生活作りの提案

では、どのようにしてIELTS 6.5以上の英語力を身につける生活を作るのか。提案は下記の2つです。

 

  • 英語を日常的に使う環境に身を置く(環境)
  • 英語を日常的にinput/outputする習慣を作る(自分)

 

日頃のニュースを例にしましょう。毎日、新型コロナウイルスのニュースが流れていますよね?日本語で見聞きしているそのニュースを英語で見聞きすればいかがですか?

 

英語力ほしいくん
英語力ほしいくん
英語力を上げていくぞ!維持するぞ!

 

とは言っても今の生活に追加で毎日英語の勉強のためだけに1時間確保できますか?「英語の勉強のための1時間」を確保し続けるよりも「日常で英語を使う1時間」の方が継続しやすいですよね。僕らが目指のはIELTSの6.5というスコアそのものではなく、6.5以上並みの英語力です。すぐの移住や留学のためのスコアを狙っていないので、普段からの習慣作りが必要です。

 

ポイントは「置き換え」です。今、日本語で行なっていることを英語に置き換えることからです。

 

余談

海外行きたいさん
海外行きたいさん
英語力そのものが大切なのはわかったけど、資格は資格で念の為欲しいなあ

 

このように思う方もいるでしょう。一案ですが、日本国内でのアピール用としてTOEIC L&R 800点以上を一度取得し、その後は2年おきくらいでIELTSを受験するのはいかがでしょう?TOEICのスコアは(取得年を気にされるかもしれませんが)有効期限はないので半永久的に使用しても問題はありません。

 

TOEIC L&R IELTS
有効期限 なし 2年
受験料 6,490円(税込) 25,380円(税込)
参照:TOEICIELTS 日本英語検定協会 *2020年5月時点

 

しょうへい
しょうへい
あとはお財布事情と相談ですね、受験料高いから・・・

 

 

まとめ:英語を使う生活習慣を作ろう

資格狙いではないですが、IELTS 6.5以上を狙える英語力を普段から身につける習慣作りが大切です。

 

  • IELTSを非英語母語話者の英語力証明に採用している国が多い
  • IELTS6.5以上あれば、英語圏への移住や留学条件を満たしやすい
  • 英語を日常的に使う環境に身を置くかinput/outputする自己習慣を作る

 

移住や留学に必要なくらいの英語力が普段からあれば、「海外」であっても日本で生活するのと語学の面では変わらない感覚になりますね。

 

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。

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