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NISA制度を使用している人たちにとっては朗報の「新NISA」が2024年1月から始まります。詳しい制度の詳細は金融庁のサイトをご覧ください。要は非課税制度であるNISAの枠で積み立てられる金額が増えて僕らにとってはお得になるよ、という改善です。
これまで僕のこのShohey Blogで紹介しているのは、「つみたてNISA制度を使って毎月3.3万円(年間約40万円)分の投資信託を買って老後の備えを作り不安解消と老後の心配ばかりではなく今現在の人生の満足度を上げる」考えです。
すでにつみたてNISAで積み立て設定されているものは自動的に新NISAにも設定が引き継がれますが、僕は少し設定を変えました。
この記事の内容
- 新NISAでも積み立て額と商品はほぼ変わらない
- 自分の収入や貯金額に無理なく積み立てれば良い
プロフィール
友達からも「NISAのこと教えて」とたびたび質問されます。僕はFP3級と日商簿記2級には合格している非金融マンです。手数料だけ高いゴミ商品を売りつけるクソなことなんてしません笑
新NISAでも余剰資金で積み立てを!
僕の新NISA積み立て設定
僕の新NISAの積み立ては、従来のつみたて設定とほとんど変わりません。
- 積立金額:3〜4万円(年間36〜48万円)
- 積立商品:eMAXIS Slimの米国株式や全世界株式(オール・カントリー)
従来のつみたてNISAの満額設定は年間40万円、1ヶ月で約3.3万円です。新NISAでも僕が積み立てる金額は大きく変わりません。
金融の資産形成でよく言われるのは「長期・分散・積立」の3つです。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を買ってもその内訳は60%は米国株式への投資になります。10,000円分を買えば6,000円くらいは米国への投資になります。詳しくは商品の目論見書を見てね。なので、結局は「アメリカ様に比重を置いた世界中の株式へ投資する」ってなりますね。まあなんだかんだ言って一般庶民にはこれが一番バランスいいでしょう笑
積み立ての判断材料
2024年から始まる新NISAでは、毎月同じ金額を積み立てるなら1ヶ月最大10万円までできます。「つみたて投資枠」は年間120万円です。はい、高いですね!高い!
参照:金融庁
一般庶民層の僕は毎月10万円なんて余剰資金ないので、無理なく積み立てできる金額にしました。周りに惑わされないよ。eMAXIS Slimの米国株式や全世界株式(オール・カントリー)を選んだのも、従来のつみたてNISA口座で運用成績が順調だからです。なお、僕が保有する口座の中で一番良かったのはS&P500に連動する全米株式でしたね。
つみたてNISAの記録の記事は?
このブログのMONEY(お金)のカテゴリーにはつみたてNISAを使った積み立て記録の記事があります。
この記事の更新は、続きます。この記事は「楽天証券のつみたてNISA口座で毎営業日100円分のeMAXIS Slim米国株式を買う」のを2019年分から記録して皆さんにお見せしています。目的は、NISA制度をお得に使った老後資金作りの手助けです。
収入が低い人であっても、毎営業日100円(1ヶ月で約2,000円)の投資信託を買えば少しは将来のお金の不安が減るはずです。1ヶ月2,000円の余剰資金がない場合は、まずは家計簿の見直しをしてね。
NISAのことで一言
X(旧Twitter)やYouTubeなど個人が発信しやすいインターネット上では、「新NISAが始まったら一気に満額を積み立てるぞ〜」というコメントをしている人たちもいます(本当にするのかどうかの真偽は分かりませんが)。こういう他人の情報も勝手に目にしやすい現代だからこそちょっと一言!
そもそも日本在住者の20~30%しかやってないんだよ、NISAで株式や投資信託の積み立てなんて。
これは、このブログで何度も紹介しているNISA制度を使っている日本在住者の割合の記事です。僕が何度もお伝えしている点は、「そもそもNISA制度を知って実際に使っている人なんてどの世代でもせいぜい20〜30%しかいないよ」ということです。残り70〜80%の人たちはNISA制度なんて使っていません。
NISA制度を使っているこの20〜30%の中で積み立て金額の比較なんて意味がないです。すでに行動している自分のことを褒めましょう。いちいち他人と比べなくていい。
まとめ:余剰資金の範囲内で投資しようね
2024年から新NISAが始まり、非課税枠で積み立てられる金額がさらに増えます。余剰資金の多い人たちには特に嬉しい制度改善です。しかし、制度に踊らされて、無理な投資をしないでくださいね。投資はあくまでも余剰資金でやるんですよ、余剰資金。