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先日、東京都内のとなる新築マンションのモデルルームを見学してきました。周囲の環境良し、1LDK、専有面積40㎡未満のピカピカの新築です。お値段は最低2,400万円からです!
買わないな。
本記事の内容と問題提起
- 新築マンション1LDKの内覧の感想
- 新築よりも中古と空き家に着手しないの?
筆者プロフィール
新築の家を買う気はないけど昨今の住宅情報は知っておきたいタイプです。
感想:40㎡未満の1LDKで2,400万円、高すぎる…
総合的に考えて2,400万円は高すぎますね。このマンションの築年数が20年、30年経って1,000万円以下になったら買ってもいいかなあとは思いますけどね。今回見学したモデルルームと似た部屋がネット上にありました。下記のような間取りです。
参照:リビオ練馬北町
あなたが一人暮らしまたはパートナーや家族との二人暮らしなら2,400万円で買いますか?僕は買いません。1,000万円以下になったら買うかもね。
理由1:狭い1LDKは実質1DK
リビングとダイニング合わせて10畳ってそんなに大きくないですね。寝室に使える部屋も3畳や4畳だとベッドを置いたらすぐに部屋いっぱいになります。
理由2:住宅ローン金利が安いだけ
2021年現在、「家を買いやすい」なんて声も聞こえます。住宅ローンの金利が低くて借りやすいからですね。
2021年8月の住宅ローン金利は、変動金利型住宅ローンは0.660%~、10年固定金利型住宅ローンは0.850%~、フラット35は1.010%~が相場となっています。
参照:ZUU
住宅購入とローンの関係は「住宅ローンの金利が下がると住宅価格が上がる」「住宅ローンの金利が上がると住宅価格が下がる」を抑えておく必要があります。家が買いやすいと言われる背景理由はローンを組みやすいからです。ただそれだけです。
理由3:日本の家は狭いが基本
これまでに27の国と地域に滞在してきました。世界中のいろんな部屋に泊まってきました。日本の1K並みに広い部屋に泊まりもしました。そこで思うことは「日本の家は狭い…」です。
そんな経験をすると2,400万円払って買った家がこの狭さか…と感じるのは予想できちゃいます笑 世界のジョークとして言われる一つに下記のようなものがあります。
世界で一番不幸な男は?
日本の家に住み、中国の給料をもらい、イギリスの食事をとり、アメリカ人の妻を持つ男。
中国のお給料以外は2021年現在でも当てはまるかも?
方針:新築NG、賃貸か中古OKが基本
新築マンションを見学して自分の方針は変わらなさそうです。戸建てでもマンションでも新築の購入はなしですね。
60歳までは賃貸で様子見
60歳くらいまでは新築を購入せず賃貸で暮らせればOKです。いざとなったら住む家を変えられることの方が僕にはメリットに感じられようです。自然災害も増えてきている時代ですからね。
終のすみかに中古リフォームか
毎年1ヶ月近くの海外滞在をするのがこのShohey Blogの目標です。僕自身もこのスタイルです。元気なうちはできますが、高齢になった時にもできるかはわかりません。
海外に行く頻度が少なくなってきたらいわゆる終のすみかに中古マンションの購入を考えます。60歳以降かな。団地のような一部屋を購入・リフォームして1,000万円未満で済めば嬉しいです。
分譲住宅は大規模修繕さえされていれば建物はしっかり残ります。ぶっちゃけ部屋の内部なんていつでもきれいにできます。僕が不安に感じるのは昨今の修繕積立金不足のニュースです。大規模修繕するための金が貯まらないと建物自体が弱くなってしまうので一部屋のリフォームなんて本末転倒です。
まとめ:新築マンションの値段と狭さ、アンバランス
新築マンションのモデルルームを見てますます東京で新築を購入する気持ちが下がりました。1LDK、専有面性40㎡未満、値段は2,400万円から。買いませんね。その代わり、このような物件の20年後や30年後の価格に期待します。
というか、空き家対策として税金制度を早く変えてほしい。あと、不動産系の営業担当者さんたちってどうして強引に買わせたいオーラをあんなに出すんですかね?