RESIDENCE

海外移住できるけどしない心情、その1

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この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

 

女性
女性
instagram見ていると海外生活している人は楽しそうだなあ

 

まあねえ。美味しそうな写真とか雄大な景色の写真とか人種問わず友達がいる写真とか、キラキラした感じの写真多かったりしますよね。そう思う気持ちはわかる。しかし、注意が必要かもしれません。そこで今回は、海外移住できるけどしない人の心情をご紹介します。

 

本記事の内容

  • 海外移住できるけどしない人の心情を探ってみる

誰の心情かと言うと、僕です。物価がそんなに高くない国や地域なら移住はできそうですがしていない理由の1つを書いていきます。「こんな人もいるのか」という一例として読んでみてください。

 

筆者プロフィール

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東南アジアに1ヶ月半いたが一人旅だったので3週間目くらいから飽き始めた経験あり。

 

要点

憧れる海外移住であっても、ずっと一人でいると飽きる可能性が高い

 

海外移住する理由

  • 憧れ
  • 国際結婚
  • 子供の教育
  • やりたい仕事
  • 税金地獄脱出
  • 自然災害から避難
  • 日本が性に合わない

 

移住した友人やネット上の声、書籍などを見ているとこれらが海外移住の理由に挙がることが多いですね。

 

ありがたいことに、日本で生まれ育った人が海外移住をするのは自らの選択なんですよね。母国を追われて他国へ移住するという状態ではないので、日本在住者が海外移住するなら当然「なんで?」となるでしょう。

 

しょうへい
しょうへい
恵まれています

 

海外移住に必要なもの

  • お金
  • 語学力
  • 仕事(持っているお金や充実感にもよりけり)

 

本当に最低限に絞りました。ご覧の通り、「もの」があれば海外移住はできるはできるんです。どの程度のお金や語学力が必要になるかは人によりけり、移住する場所によりけりです。

シミュレーションしやすいお金をみてみましょう。物価が安めの街を狙って、東南アジアのタイの第2の都市チェンマイを例にします。

 

仮設定:独り身フリーランスがタイのチェンマイに5年間移住生活してみる

  • 5年間の生活費:772万円(600万円 + 172万円)
    • 生活費:10万円/月(1年間で120万円、5年で600万円)
    • ビザ:172万円(タイランドエリートのイージーアクセス、50万バーツ)

*1タイバーツは約3.4円換算(2020年7月現在)

 

772万円で5年間はチェンマイで暮らすことは可能ですね。

 

正直、人によって1ヶ月の生活費にはいくらでも差が出ます。この例では生活費を10万円(約3万バーツ)としています。派手さや豪華さはないだろうけど普通に生活はできるくらいです。

 

しょうへい
しょうへい
生活費をあげると物価の安い国を選んだメリットが薄れるのでお財布管理はしっかりね

 

僕が海外移住しない理由

それでは、この記事の本題です。海外移住できるけどしていない理由です。あくまでも僕の例ですので、ご了承を。

 

理由:一人で海外移住しても飽きるだろう

 

これですね、理由は。タイに滞在しているときに僕が感じたことです。

 

家族、友達、パートナーなど移住先でも気疲れせず時間を過ごせる人がいると、飽きずに移住生活も長続きしやすいかと思われます。ですが、知り合いも特にいない土地で一人で居続けるのは難しそうでした。僕なりにその理由を考えました。

 

なぜか?

 

周りの人たちを羨ましく感じるから。

 

  • デートしているカップル
  • 買い物に出かけている家族
  • 旅行しに来ている友達集団
  • 英語よりタイ語の方が現地に馴染む

 

自分が一人でいるときに周囲に複数人で会話している光景を見ると、な〜んか急に虚しくなるんですよね。あの感覚はなんなんですかね。「周りは複数人、自分は一人」の比較を嫌でも日々せざるを得なくなるんですよね、目に入ってくるから。英語はできるけど、やはり、郷に入っては郷に従えでタイ語ができる方が親密さが出やすいでしょうしね。

 

東南アジア滞在でこれを思い知ったので、僕の中での海外移住の捉え方は今のところこうです。

 

  • 「誰といるか」が大事に思う
  • 「場所を変える」だけでは満足しない

 

現状、僕の仲のいい人は日本に多いです。となると、日本での生活を激減させるのは難しいかな。でも、365日ずっと日本にいると息がつまりそう・・・。つまり、「海外移住」じゃなくても良いんじゃね?と思えてきます。行き来できるライフスタイルを作れればOK!

 

語学好きだから海外には行きたいんですよね。難なく海外生活も楽しめるのにできないってつらいでしょ?好きな歌手のライブチケットが手に入ったのに行かなかったらつらいでしょ?

 

今はこういった理由で海外移住ができるけどしなくても良いかな、と捉えています。

 

しょうへい
しょうへい
気が変わるかもしれないけどね

 

おまけ

ずっと一人でいると寂しかったり飽きたりしやすい、と思われます。しかし、大人になれば海外に行くのは柔軟に考えても良いはずです。そのほかの方法も少し触れておきます。

 

方法1

人によっては、「海外移住して時々日本に遊びに来る」という逆のパターンもアリですね。日本に来やすい距離の国ならできそうですね。

 

方法2

パートナーや夫・妻は海外に興味がない。でも自分は興味がある。相手とは別れるつもりはない。こんな時は、関係を維持したまま、時々、「お互いに自分自身の時間を楽しむ期間を設ける」という生活スタイルもアリですね。

 

まとめ

Photo by Sven Scheuermeier on Unsplash

 

海外移住で好きな人たちと離れるのが寂しくなる可能性は大いにあり。ずっと一人でいるのも飽きる可能性は大いにあり。海外移住ができるという選択肢を持っていることは良いことだけど、人によっては、完全に移住じゃなくても良いかもしれないですね。

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。

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