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大企業あるある?会社員の悩み、製品知識とセクショナリズムと解決案

ShoheyBlog-BUSINESS-article-Japan rev20221011

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こんにちは、しょうへいです。

 

COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大防止に向けてリモートワークを始める会社が増えてきていますね。僕の友人たちにもリモートワークをする人たちが増えて電車通勤の不安からは解放されているようで安心しています。

 

リモートワーク以前に、会社内ではこういった悩みをよく聞きます。

 

会社員
会社員
メーカー勤務だけど取扱製品の知識に不安があって・・・
会社員
会社員
他部署から最新状況が共有されず自分の仕事良し悪しの判断に困る・・・

 

多かれ少なかれ人が増えていった企業では抱える悩みではないでしょうか。

 

本記事の内容

下記2点の悩みの解決になるであろうヒントをご紹介します

  • 社内組織の壁
  • 製品知識の不安

 

前提

本記事では従業員数300人以上を大企業、300人以下を中小企業とします

 

筆者プロフィール

僕自身は、300人以上の日系大企業、300人以下の日系中小企業の両方で仕事をしたことがあります。業種は海外企業と取引のある社会インフラ系の商社とメーカー。語学力はあるが、技術・製品知識は初級者レベル。

 

結論

  • 自分を変える
  • 自分以外を変える

 

特徴

会社員
会社員
取扱製品の知識に不安が・・・
会社員
会社員
他部署から最新状況が共有されなくて困る・・・

 

そもそも何故このように悩んでしまうのか。悩む社員が増える会社の傾向として下記のような点が考えられます。

 

  • 社員の製品や技術的知識を教育する余裕が会社にない
  • 従業員数が増えて部署別(縦割り組織)の意識が強くなった

 

どちらにも当てはまる企業は現代での日本では多いのではないでしょうか。

 

製品知識・技術知識の不安

「製品のこと詳しく知れてないままで自分の仕事を進めて大丈夫かなあ・・・」

 

技術系以外の部署では、このような社員の声はよく聞きます。本当によく聞きます。

 

物作りの業界の会社で仕事をしてきた僕にとっても、分からないことだらけで自分の技術知識の低さに落胆することが日常茶飯事でした。例えば、営業担当時代のお客様との打ち合わせの時のことです。

 

「アナログ入力を△★□●して」とか「信号処理を△★□●して」とか、さっきまで日本語を話していたお客様が宇宙語を話し始めたようにしか聞こえない・・・。ドラクエの呪文ならパルプンテの状態・・・。

 

技術担当の同僚から教えてもらった提案製品の概要紹介で「こちらは耐環境性に優れていて〜」とお客様担当者に言っても、なんだか自分の言葉が薄っぺらいなあ・・・と感じたり・・・。

 

メーカーで働いていても製品のことはよく分からないんですよね・・・と仰るお客様もいらっしゃいました。

 

資材担当者
資材担当者
性能を言われてもよく分からないんですよねえ、型番を言ってもらえばわかるけど
見積担当者
見積担当者
特注とかカスタム製品の見積もりなんて分からない事だらけですよ
しょうへい
しょうへい
メーカー勤務でもモノをいつでも見ているわけじゃないのか

 

自分自身がメーカーで勤務してからはその気持ちがよくわかりましたけどね・・・。普段は担当業務のことでいっぱいで、不具合が発生してその製品に詳しくなるというのがザラのようです・・・。

 

セクショナリズム

社内での縦割りの意識が強いことによる影響は「セクショナリズム」という言葉で理解しやすいでしょう。

 

セクショナリズム(英: sectionalism)とは、集団・組織内部の各部署が互いに協力し合うことなく、自分たちが保持する権限や利害にこだわり、外部からの干渉を排除しようとする排他的傾向のことをいう。(後略)

Wikipedia

 

利益に注目する部署、納期だけ遵守したい部署、品質のみ着目する部署。一つの会社なのに隣の部署はまるで別会社・・・、という声もしばしば耳にします。

 

解決

  • 自分を変える
  • 自分以外を変える

 

現状に問題や課題があるなら変えるしかないです。今回の悩み2点はどのように変えれば解決するのか。下記は解決の一例です。

 

自分を変える

製品知識・技術知識の不足は、(できる限り)自分で勉強をするように変えるのが今は適切でしょう。理由は、会社の教育や研修を変えるより手っ取り早いからです。原因自分論での対応を。

 

理解度も、完璧ではなく業務に関係するものや50%~60%くらいを目指すようにハードルを下げるくらいが疲れないでしょうし、継続すれば同僚との知識の差も作れます。満点より合格点を。

 

しょうへい
しょうへい
会社は時間をかけて社員を教育するほどの余裕が作れないだろうから・・・

 

 

自分以外を変える

大企業にこそ多いセクショナリズムは、仕組みやルール、ツールを変えて緩和できるかもしれません。

 

一例として、クラウド型の案件一覧表で案件の状況を所属部署関係なく社員一同がリアルタイムで確認できる、メールではなくSlackChatworkといったチャットツールを使いより効率的な連絡をする、など。

 

余談

収入優先

社内が何も改善せず転職したいと思う場合もあると思います。僕の個人的な考えではありますが、給与が安定して一定水準以上ならそのまま会社に残るのはありです。

 

収入不安が少ないというのは想像以上にありがたいものです。お金に余裕がないと仕事の満足感といったことは言っていられなくなっちゃうんです。

 

しょうへい
しょうへい
COVID-19の影響による補償のない休業や失業がその証拠です。。。

 

 

メンタルを安定させるにはお金良い人間関係は必要です。

 

会社以外で

(一概にはもちろん言えませんが、)会社の仕事がやりがいが小さく改善が期待できそうもないなら、業務を全うして安定給与を頂きつつ、一方で副業のように小さなビジネスを始めるのも良いかと。「それはそれ、これはこれ」戦法です。

 

会社とは違い、副業は自分でコントロールできることが多いので他人の判断等を待たずにストレスが少ないビジネスを体験するいい機会です。

 

せどりはよくお勧めされる副業ですが、メルカリで部屋の不用品を出品してみるのはせどりのいい練習になります。詳しくは過去の記事をご覧ください。

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まとめ

会社で働く誰もが感じているであろう悩み2点の解決方法のヒントを挙げてみました。

 

  • 自分を変えるか自分以外を変える
  • 知識は自分で身につけ、ルールやツールは会社で変える
  • 会社以外でコントロールしやすい小さなビジネスを始める

 

このブログのテーマでもある「分散化」の考えのように、基本的には、1つの会社からだけではなく複数の物事から欲しいものを得るスタンスをお勧めします。何はともあれ、自分を責めすぎる必要は全然ありません。

 

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外経験を増やす生活を発信します。