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2020年10月、新型コロナウイルスの感染拡大が日本でも騒がれて約半年が経ちました。感染もさることながら経済的な影響力の方がむしろ気になります。特に仕事が減った人のメンタルケアです。
仕事上でメンタルが壊れかけた経験がある者としてお伝えしたいことがあります。
本記事の内容とベネフィット
- 仕事が減ったり無くったりした人へのメッセージ
- 心無い周囲よりも自分でメンタルケアに向き合える
筆者情報
自分の人生のことで余裕がない人が目立つようになってきた感じがしますよねえ最近は。心無い人も増え気味な世の中です。自分のメンタルの一番の理解者は自分ですよ。
メッセージ
仕事をしていると自己肯定感に大きく繋がっていることがわかる。
感覚:仕事が減ると自分の必要性がない…?
「仕事が減って自分って必要がないんじゃないか…」と感じていませんか?頭も気分もなんだか重たくて気だるいですか?もしそうなら僕から言っておきたいことがあります。
そうなんです、仕事が減ると気持ちが萎えます。仕事があることはそれくらいメンタルに影響を与えるものなんです。
当たり前だろ!って思いますよね?笑 でも今までは気付けなかったですよね?働き始めて働くことが普通の生活になって突然その仕事が無くなる。そして凹む。働いていることがそれくらい普通のことになっているんですよ、いつの間にか。
何で今になって気付けたか分かりますか?
理由:暇できるほどの時間が大量に生まれただけ
大抵の人にとって、職があることとメンタルの繋がりは大きいです。何で今になって気付けたと思いますか?答えは簡単です。考えられる状況にいるからです。もう少し具体的に言うと、「働く状態から離れて」「気付けるほどの時間がある」からです。
ちょっと想像してみてください。「仕事」という名前の丸い円があるとします。
働いている時は、あなたはその円の内側で忙しくしている状態です。仕事が減ったりした時は、あなたはその円の外側で時間に余裕があるような状態です。「灯台下暗し」ということわざがあるように身近なことこそあまり理解できていないことがあります。
警告:仕事がない期間を過ごした人が少ないだけ
一つ注意点があります。学校を卒業してずーーーっと働き続けてきた人には分からないんですよ、仕事をしていない状態が。働き続けてきて退職もなんもしたことがないから、「仕事がなくなった生活」が想像できないんです。
しかし、そう考えると仕事が減ってしまった今の自分の方が彼らより一つ経験値が増えたと思いませんか?
今はインターネット上でいくらでも情報検索ができて頭でっかちになりやすい時代です。実体験や生の体験がなくても大抵のことは知れちゃうんですよ。しかし、人によって感じ方や感じる程度なんて違うものです。同じ人なんていやしません。
「仕事が激減した時にどう感じるか?」なんて人によって違います。インターネット上に「あなたの感じ方はこうです!」なんて載っていないでしょ?笑
仕事が減ったり無くなったりしたという実体験をもって自分がどの程度影響されるものかを感じることが今できているんです。これは貴重ですよ!同じようなことがまた起きたらある程度は予想できるから。
まとめ
仕事が減って「自分は必要ない人間なのでは…」と感じやすい昨今です。そう感じるのは大量の時間が急にできちゃったからです。しかも世の中の人全員が仕事がない期間を過ごした経験があるとは限らないからまた面倒臭い。
テレビやインターネット上の変な声よりもあなた自身が得た感覚をちょっと距離を置いて見つめてくださいね。「環境変わると自分ってこんな風になるんだなあ」の感覚で充分OKですよ。自分責め禁止〜。