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今回はこのような疑問に向けた記事です。
本記事の内容
- 副業を始めてみたいが選べない人
- どの副業がいいかを選ぶ解決案とその為の時間管理の方法
筆者情報
平日は会社勤務、週末は自営業の兼業状態で1年近く働いていました。平日は勤務先で翻訳の急ぎ対応等で残業が続くこともしばしば。
解決案
とりあえず少しやってみる。やってみないとやり続けられるか分からないから。
とお怒りの声が聞こえそうですが、正直、やってみないと続けられるかどうかも判断できないというのが現実かと。英語を身につけたい人が、英語を勉強せずに勉強法のリサーチだけしていても身に付かないでしょう・・・。
準備 -やってみる為の時間が必要-
では、とりあえずやれそうな副業から少しやってみてください。まずは100円の利益を作ってみる。続かない、稼ぎにならない、のであればやめちゃってください。
と、これで終わるのも何なので、副業を始める前に誰にも共通して必要なものを紹介します。
見出しの通り「時間」です。副業を始めるなら資金やスキルが必要といった情報ももちろんですが、その前に、新しいこと始められる時間あります?今までの24時間の使い方に追加で副業をすればパンクするのは目に見えていますよね。
そこで、『7つの習慣』から時間管理のマトリックスをご紹介します。きっと、見たこと聞いたことあるのでは?
仕事の1つ1つの作業をこの図のどこに当てはまるかを分類して優先度の高いものから始めましょう、という図です。わかりやすいですよね(本記事ではA、B、C、Dという呼び方を付けます)。
この図は仕事時間以外のことも分類できちゃいます。プライベートでやっていることも当てはめてみましょう(例:一人暮らし、30歳前後の男性)。
この図で副業は「重要だけど緊急ではない」ものに分類されます。なぜか?副業をしなくても、会社の給料で生活はできていますよね?だから、このBゾーンにある副業は後回しになるんです。
このパターンですよ 笑
このBゾーンをやらないということは、AとCとDで24時間を使い切るということです。そんな生活にBゾーンのこともやると詰め込めば自分がパンクします。そりゃあそうですよ、1日は24時間という上限があるんですから。
なので、「重要じゃないCとDを減らしながら空き時間を作ってBを始める」が、副業の前にまずやることです。
僕の場合ですが、「YouTubeを見るの0にしろ」って言われてもやっぱり少しくらいは見たいので、
- 動画の再生速度2倍に設定
- スマホでタイマー30分に設定
この2つの設定をしてYouTubeを見過ぎないようにしています。10分くらい過ぎるけど・・・笑
さて、当初の疑問では、
と考えているので、下記のようにざっくり準備すれば、「とりあえず少しやってみる」が実践できるでしょう。
- 時間管理マトリックスを使って行動を洗い出して分類する
- CとDを減らしながらBをし始めるための時間を作り出す
- Bの副業の「いつ」「いくら」の目標を立てて逆算してスケジュールを作る
例えば、「2021年5月には毎月2万円の利益が欲しい」という目標を立てたとします。あとは逆算して、中間目標をいくつか作っておけば目安もわかるというわけです。冒険するゲームみたいですね。
おまけ -過去の僕の例-
ここで、副業以外のことも含めた過去の僕の「結局何もやらなかった例」と「やってみたらわかった例」を挙げてみます。ネット上の情報ではなく、「とりあえずやってみる」で得た経験は自分なりの判断をする力アップにつながります。
結局何もやらなかった例
- 悩み解消の為に自己啓発の本を読む、読了、行動なし、1,200円払っただけ
- どんな副業が良いか調べまくる、副業は始めないまま、時間使いまくっただけ
やってみたらわかった例
- せどり、商品を自分の部屋に在庫していくと部屋が狭くなる、邪魔だなあ・・・
- 東南アジアの現地食だけを食べ続けた、3週間で限界、自分の体には日本食が必要
- イタリアの街並み楽しみだ、2週間滞在した、ん、落書きとタバコのポイ捨て多くね?
今はインターネットでちょいと検索すればいくらでも情報は手に入ります。しかし、僕らが実際に体験したことがあるかどうかは別の話です。最終的には、ネットの情報より、自分の肌で得た感覚や印象が一番信用できます。
まとめ
副業や掛け持ちが当たり前になっていく中、どの副業が良いかは、ぶっちゃけ、その人によります。前提も環境も違うしね。「とりあえず少しやってみる」で続きそうなやつをやれば良いかと。その為にも、時間を作り出してくださいね。
- 時間管理マトリックスを使って行動を洗い出して分類する
- 「重要じゃない」ものを減らし「重要なもの」をし始める時間を作る
- 副業で「いつ」「いくら」の目標を立てて逆算してスケジュールを作る
時間管理マトリックスは、スティーブン・R・コヴィー氏の著書『7つの習慣』で紹介されている習慣の1つの中の手法です。