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地震に備えて防災グッズを見直した1 -飲み水-

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この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

 

東京では震度3くらいの地震がしばしば発生しています。九州の大雨の影響で川の氾濫や浸水被害の映像を目にしているので、もしも東京で巨大地震が発生したらということで、自宅の防災グッズを見直してみました。

 

本記事の内容

  • 地震に備えて飲み水を確保するだけでも結構な量ですが、用意できていますか?

 

筆者プロフィール

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3.11の時は東京都内にいました。電車が一切動かなかったので、近くにあったマクドナルドで腹ごしらえして数時間歩き続けて帰宅できました。

 

要点

1週間分の飲み水の確保はかなり収納の幅をとりますね。

 

 

見直しのきっかけ

まず初めに、なぜこの2020年7月のタイミングで防災グッズの見直しをしたかというと大きく下記2点が理由です。

 

  • 関東地方で地震が増えている、大雨などの被害が近年増えている
  • 行政任せで自分の生活を守りきるのは無理だろう、とコロナ報道や補償を見て思った

 

メディアは不安を煽ってお金を使わせるのがお仕事みたいになっているので、僕が防災グッズを買うのにお金を払えばメディアの想定通りになってますね 笑

 

それでも、まあ、2011年3月11日の東日本大震災を振り返れば備えをした方がいいという判断になりますけどね。僕は当時東京都内にいましたが震度5弱であの揺れと恐怖感だったので、それ以上と予想される首都直下型地震などはやはり怖いものがありますね。

 

 

見直す前に

地震や洪水

地震や洪水・浸水による被害に遭わないようにする一番の方法は、住む場所を変えることなんですよね。そもそも発生しないような場所に住むというのが効果的な予防策です。備蓄や非常用持ち出し袋の出番がなければ一番良いことなわけですから。

 

しょうへい
しょうへい
日本ではほぼそんな場所はないでしょうけどね

 

というわけで、非常用持ち出し袋(防災グッズ)の準備をする前に、確認しておきましょう。

 

  • 場所(国、街、地域)
  • 建物(メンテナンス状況など)

 

今現在お住いの街のハザードマップで浸水被害に遭いそうかどうかはある程度わかるはずです。歴史的に地盤が弱い土地を選んでしまっている可能性もあり得ますので、まずは、自分の足元からの確認です。

 

しょうへい
しょうへい
川沿いとかではないから大丈夫そう

 

 

家庭内避難と家庭外避難

東京都民
東京都民
地震が発生したら避難所に行かなきゃ

 

こう思っている方へ。『東京防災』の中では、避難所へ行くのは絶対とは書かれていないです。自宅に住み続けられるならそのまま大丈夫です。東京都防災ホームページに掲載されている「家庭内避難」と「家庭外避難」の記載を引用します。

避難には「家庭内避難」と「家庭外避難」という違いがあります。家庭内避難とは在宅避難を指し、日常備蓄しておいた物を利用し、自宅で避難生活をします。家庭外生活とは自宅には住むことができず避難所暮らしになる場合を言います。ですから、家庭内避難を家庭外避難では、備蓄の考え方が全く違ってきます。

参照:東京防災

 

「備え」と一口に言っても家の中か外かで違うわけです。日頃から家庭内と家庭外の備えをする習慣が必要ですね。

 

  • 家庭内避難用の備蓄
  • 家庭外避難用の非常用持ち出し袋

 

しょうへい
しょうへい
それぞれ充実させていきます・・・今から

 

 

防災グッズの見直し

防災グッズ

ここからは、僕の自宅に置いてある防災グッズを見直した内容です。

現在持っている防災グッズは2019年に購入した家庭外避難向け(非常用持ち出し袋)です。中身を一通り取り出して写真を撮ったので、(インターネット上のお買い物のページでも中身確認はできますが)防災グッズ購入をご検討中の方はご参考にどうぞ。

合計で30点のグッズが入っているカバンです。このカバンを選んだ理由は、家庭外避難で必要とされるものがほとんど用意されているからです。足りないものは個別に自分で買い足せば良いので。尚、本記事でお見せするのは数量2人分です。

 

ShoheyBlog bousai-bag 00こんな見た目です。形が割としっかりしているので立ちます。背負うときもカバン自体の作りが丈夫なおかげか、重さの割には楽です。重量は約8.3kg。

 

ShoheyBlog bousai-bag 0130点中の22点、写真1枚では収まらず。

 

ShoheyBlog bousai-bag 0230点中の残りのグッズ。

 

28点目の救急セットの中身。

 

中身一覧

  1. ソーラー多機能ラジオ
  2. 5年保存水(500ml)
  3. 缶詰ソフトパン(100g)
  4. 食品加熱袋
  5. 加熱剤
  6. 日状況簡易トイレ3回分
  7. アルミブランケット
  8. アルコール除菌ジェル
  9. マルチツール
  10. エアーまくら
  11. アイマスク
  12. 耳栓
  13. スリッパ
  14. 非常用給水袋
  15. 水のいらないシャンプー
  16. 緊急用ホイッスルIDカード付き
  17. レジャーシート
  18. 軍手
  19. 非常用ローソク
  20. マッチ
  21. 布ガムテープ
  22. レインコート
  23. 備蓄用カイロ
  24. 三角巾
  25. 乾電池(単4形)
  26. マスク
  27. 緊急時連絡シート・防災アドバイス
  28. 救急セット
  29. パワーブーストようかん(45g)
  30. からだ拭きシート

 

余談ですが、全部出して並べて写真撮るのって時間かかりますね。画像や動画の撮影現場の裏側ってこういう感じなんだろうな〜、と少し仕事の裏側を感じることができた。

 

これらの写真が2人分として詰められていた防災グッズです。

 

ここで『東京防災』の86ページから91ページにある「最小限揃えたいアイテム」「備蓄ユニットリスト」「非常用持ち出し袋」と照らし合わせて、まず、最優先で備えておくべきものを確認します。

 

参照:東京都防災ホームページ

 

現状の僕の備えは、家庭外避難としては大丈夫と思われます。購入元に感謝。

しかし、家庭内避難の備蓄が足りていないです。特に、飲み水!東京防災88ページにある「被災地の経験から」にある備えるべき水をご覧ください。

 

飲み水の備え

参照:東京都防災ホームページ

 

備蓄は3日〜1週間分を備えようと記載があり、必要な水の量は1人1日3ℓとあります(飲み水用)。まずは3日分の9ℓを備えられているか確認します。

 

必要な水
  • 3日分の水(合計9ℓ)
自宅の保存水
  • 500mlの水が6本(合計3ℓ)

 

僕が持っている長期保存の飲み水は、写真でお見せした避難時のカバンに入っていた水のみでその量は3ℓ、つまり1日分・・・。家庭内避難の備蓄という点では足らないですね。

 

  • 3日分の飲み水なら9ℓ、2ℓのペットボトルで4.5本分
  • 1週間分の飲み水なら21ℓ、2ℓのペットボトルで10.5本分

 

飲み水だけはまず買い足しておかなきゃと思い、ネットですぐにポチッとな。合計60ℓの保存水を買っちゃいました。1人なら20日分、2人ならそれぞれ10日分、3人ならそれぞれ約3日分の量の水です。

 

長期保存ができる水は保存期間が2年や5年が多いのですが、この水は7年保存ができます。ありがたい。味に強いこだわりはないですが、飲みやすいというレビューがあるので不味くないからOKということで、この水にしました。

 

しょうへい
しょうへい
買ったはいいけど、置き場所どうしよう・・・2ℓペットボトル60本

 

今後もこのような感じで不足している備蓄や防災グッズを準備していこうと思います。関東に住んでいるなら大型地震の備えは必要でしょうね、備えあれば憂いなしです。(金融商品としての)保険は特にお勧めしていないです。

 

おまけ

口腔ケア

避難生活を経験された人の声で、歯磨きやデンタルフロスを使った口腔ケアの重要性を感じた、と聞いたことがあります。僕も歯ブラシとデンタルフロスだけは常に多めに備蓄しています。

 

保存食

自宅に賞味期限が切れそうな保存食があったので、年内中にいただきます。最近の長期保存食は美味しいものが増えてきてありがたい。

 

 

まとめ

コロナや大雨による災害が相次ぐ日本の現状を見て、地震に備えるために身の回りを見直してみました。

 

  • 住んでいる場所や建物の安全性
  • 家庭内避難と家庭外避難での備え
  • 飲み水は1人1日3ℓ、3日分の9ℓの備えは急げ

 

地震大国・日本に住む以上、さっさと最低限の備えはしておけ!ですね。それにしても、備蓄やグッズを揃えると収納がいっぱいになる・・・。また不要なものを選別する時期が近いようです。

 

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。

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