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英語での会議で通訳担当者に密かに喜ばれる発表者の話し方トップ3

ShoheyBlog-BUSINESS-article-Japan rev20221011

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

 

こんにちは、しょうへいです。

会社がお休みに入り今年の整理整頓をされている方も多いのではないでしょうか。

先日、外国語を勉強してきた社員の悩みに関してをまとめました。

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外国語スキルを持つ会社員が抱える社内の悩み-通訳担当者編- こんにちは、しょうへいです。 「英語ができる」という人がいた時、どんな人を思い浮かべますか? ネイティブのようにペラ...

せっかくなので会議で聞き取りづらいと思われるような話し方も捨て、喜んでもらえる話し方を身につけてみませんか?

 

本記事の内容

  • 英語での会議で通訳担当者に喜ばれる話し方

 

対象読者

  • 海外取引先との会議で通訳担当になる方
  • 通訳をしてもらう会議に頻繁に参加する方、発表する方
  • 管理職の方

 

備考

  • 僕自身が通訳担当者として実際に体験した会議、同僚が通訳担当者の時の会議の様子を元に書いています。
  • この記事での「通訳」は口頭通訳です。

 

筆者

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会社勤務6年のなかで、英語のみの会議も僕自身が通訳担当をする会議も経験してきました。特に、欧米の取引先の来日対応に伴う顧客との商談で鍛えられました・・・(大変だった)。

 

 

要点

正直、内容よりも聞きやすい話し方にするだけでもぐっと印象が良くなります。聞く人たちのストレスが激減します。

 

 

改善1:大きい声ではっきりと言う

そもそも、相手に聞こえていますか?

会議では緊張するかもしれません。しかし、自分の近くで落下してしまうような声の大きさでは会議の参加者に聞こえません。

まず、会議参加者全員に聞こえる声の大きさで話しましょう。会議で一番席が遠い人に向かって話すつもりで発表してみてください。

 

 

改善2:雑音が少ない発言にする

ついつい言ってはいませんか?発言途中の「あー」や「えー」のオンパレード。

これが雑音です。

話を聞く時にこれら「あー」や「えー」が多用されると発言が非常に聞き取りづらいです。ノイズが多いCDのような状態です。

逆の言い方をすると、「あー」や「えー」がないだけで綺麗に聞こえます。

ここまでは通訳者の為ではなく、そもそも、聞き取りやすい発表のためにあらかじめ身につけておきたい話し方ですね。

しょうへい
しょうへい
YouTuberさん達も雑音なく喋るから聞き取りやすい

 

 

改善3:結論先行型のKISS

結論先行

仕事上でも推奨される結論先行型で話すのが通訳担当者にとっても嬉しいです。

賛成なのか反対なのか、明確なのか不明確なのか、YesなのかNoなのか。

結論や要点をまず言った上で理由や補足を述べる、この流れが聞き取りやすいです。結論や要点を言わず文末までしっかり聞かないと意図が汲み取れないような話し方は「伝える」という点では不親切ですね。

 

KISS(Keep It Simple and Short)

好きな人とのキスも嬉しいものですが、KISSな話し方も嬉しいものです。

このKISSは僕がドイツ語を勉強している時に教えてもらった言葉です。KISSはKeep It Simple and Short(シンプルで短く)の略です。

だらだら長くしない。ひねった表現をしない。

シンプルで短く言う。

これです。

通訳担当者にとっては、一文で長く説明をされるよりも分かりやすい言葉で短く区切って話してもらう方が大抵は訳しやすいです。「区切り」がある方が通訳漏れも起こりにくいです。

 

参考例 -通訳担当者に嫌われない話し方-

例えば、「計画通りのスケジュールで生産できていますか?」と海外取引先担当者から質問をされたとします(通訳担当者にとって聞きやすいかどうかでNGかOKかとします)。

「えー、少々難しい状況でして、えー、仕入先のA社から部品がまだ納品されてきていなくてですね、えー、生産スケジュールに影響が出そうですが、本日時点では、あー、xx月xx日に納品される予定なので、えー、生産スケジュールが2週遅れそうです。」

「予定よりも2週遅れそうです。理由は、生産に必要な部品が不足しているからです。仕入先のA社からの部品が当社に納品されてきていないです。本日時点ではxx月xx日に納品される予定です。そのため生産スケジュールが2週遅れそうです。」

 

 

まとめ -通訳担当者に密かに喜ばれる話し方3つ-

 

社内の通訳担当者も人間なので、聞き取りやすく通訳しやすい発表者の方が嬉しいです。

 

  • 遠い席の人まで聞こえる大きい声で話す
  • 雑音の「あー」や「えー」を減らして話す
  • 結論先行とKISSで話す

 

意識はするけれども、会議が進むにつれて、ついつい通訳担当者そっちのけで発言してしまうこともあるかと思います。しょうがないときもあるかもしれませんが、毎回だと通訳する側も辛いです。

習慣化すれば習慣化しない人との差は出ますし、聞きやすさは日に日に変わるはずです。ここで挙げた以外にも良いものがあれば一つ一つ取り入れて快適な職場関係を築いてみてください。

話す内容よりも、まずは、話し方を。

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。

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