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コロナ禍の2021年、Barista FIREとしての生活に入り始めたしょうへいです。2021年の上半期は興味のあったアルバイトをしていて良い経験ができました。
しかい、やっぱり働く上で誰と仕事をするかは大事だなあと再再再再認識させられましたね。おかげで「仕事で大きなストレスになるのはこれだな!」と気付けたこともあります。その気づきを記事にしていきます。
本記事の内容とベネフィット
- 周囲との差が自分へのストレス
- 許容できる差の見極めが大事です
筆者プロフィール
備考
あくまでも僕個人の体験から感じた僕の考えです。
要点:違いの押し付けがストレス
僕が仕事をする上でストレスになるのは、「自分と他人の考えが違っていて、その違いを他人が押し付けてきた時」のようです。
2021年上半期、半年アルバイトをしていた職場で感じていたストレスはこの「違いの押し付け」がほとんどです。過去の職場でも似たようなことでストレスを感じたことは何度もあったので、今回は落ちついて体系的に(?)理解できたと思います。
耐えられるストレスのままなら良いんですが、そうもいかないときがあります。
理由:押し付けが続くのに耐えられない
「私はAの考え方なのに、なんであなたはBなの!?Aにしてよ!絶対Aでしょ!!」
シンプルに言えばこれですよ。人間なのでそれぞれ違いがあるのは当然なんです。体も見た目も考え方も好きなことも違って当然なんです。それなのに一方的に言われる。だから辛くなるんです。
具体例:職場で疲れた体験3選
それでは22歳から就職して31歳現在まででストレスになった僕の体験談3選をご紹介します。
30代Barsita FIREと40代ママ
一つ目は人生観の違いです。結婚、出産した40代ママさんとBarista FIREの30代男(僕)との間でのストレスです。はい、これ見て。これがその40ママさんと僕の状況や考え方の違いです。
しょうへい | 40代ママ | |
結婚 | してない | してる |
子供 | いない | いる |
仕事 | ほどほど | フルタイム |
優先事項 | 自由時間 | 子供と金 |
こういう違いがあるのはなんら問題ではないですよね?僕にとっての問題は、この違いを40代ママさんが押し付けてくることです。しつこいんですよ。
年収1,000万円以下の夫が配偶者特別控除を受けられる扶養範囲内(給与なら年収103万円以下)で働く妻はパート・アルバイトの働き方が多くなりがちです。Barista FIREとして生活する僕も給与仕事ならアルバイトで良いと思っています。
この40代ママを「当たり前」と考えてしまうと今の僕は「当たり前ができていないダメな人」になってしまうんですよね。自分が選びたい人生を選んでいるのに否定されるわけですからそりゃあストレスですよね?
アルバイトをするのなら一部の変なママさんと遭遇する確率は今後もそれなりにあります。覚えておく必要がありますね。この体験談は別の記事で詳しく書いていますのでどうぞ。
事実よりも見たい3ヵ年計画を
二つ目は僕が商社マンとして働いていた時代に、来日してきた仕入れ先の欧州メーカーのお偉いさん向けにプレゼンをしたときのことです。このストレスは、僕が外資系メーカーに就職したいとお思えなかった理由でもあります。それは「良い未来しか受け入れない」ことです。
そのお偉いさんから日本市場での今後3年の売上計画を見たいと言われていたので、僕が資料作成とプレゼンを英語で当日行いました。出席者は下記の通りです。
人数 | 欧州メーカー | 日系商社 |
1 | お偉いさん | 部長 |
2 | 日本法人の担当者 | 技術担当者 |
3 | – | 前任者 |
4 | – | 僕 |
作った資料は上司達には事前に見てもらっていましたし、憶測ではなく事実や確実性の高い情報をもとに作った売上予定です。当時の僕の会社が参入していた市場というのは営業活動をして受注をするに至るのが数年かかるような長期スパンの市場です。新規案件の場合3年後にようやくちゃんとした売上が見込めるイメージです。そこで、見せた3ヵ年売上計画がこちらです(分かりやすくしてあります)。
どう思います?嘘偽りなくお見せしましたよ。だってこれが事実ですからね!しかし仕入先の欧州メーカーのお偉いさんは英語で言ってくれちゃいましたよ。
「売上は右肩上がりであるべき、翌年の売上を増やす活動をしてください」
欧米企業が欲しいのは常に売上増、常に利益増なんですよ。そのお偉いさんや日本法人担当者さんも自分たちの首がかかっているから必死なんでしょうけどね、もうね、馬鹿馬鹿しい笑 僕の頭の中に一瞬で湧き上がりましたよ。
「あんたの会社の製品と市場のこと、わかってる?そんなすぐに売れねーよ、アホ」
理想(右肩上がりの売上)だけに囚われて目の前のお客さんの事情や自分達の製品の需要を忘れているんです。こんなやつらの無理を聞いて茶番に付き合わされる代理店商社で日々活動するのがアホくさくなりました。
不満足感と周囲からの「できるやつ」
三つ目も商社マン時代です。会社での周囲からの期待がストレスになっていました。当時26歳くらいの僕は欧州メーカー(仕入先)を担当する営業マンをしていました。英語力を買われたわけです。
正直、日系の商社で働いていたら基礎英語ができる人なんてザラです。僕はspeakingがある程度できたので、来日対応やら3社会議での通訳やら(今思えばそれなりに大変なことも)なんとかやってました。だからその分、周囲からも期待の声をもらうわけですよ。
なんだかチヤホヤされて楽しそうに思えますよね?そうでもなかったんですよ、実際は…。当時勤めていた商社は一人の営業担当者がなんでもやるのではなく、わりと分業に基づいた担当だったんです。
- 日本のお客様を担当する営業
- 仕入先の海外メーカーを担当する営業
- 取扱製品やシステムに詳しい技術担当者
僕は最初の配属は1番目の日本のお客様窓口担当でしたが、語学力を買われて入社2年目から仕入先メーカー担当になりました。でもね、製品にめちゃくちゃ詳しいわけでもないし分からないことも多く、その分、不安も多かったんです。そんな中で来日対応や会議通訳するのはメンタル的にも辛かったですよ。
- こいつの英語聞き取りづらい…
- 心臓バックバク鳴ってる、いてぇ〜…
- 分からない質問たくさんきたらどうしよう…
自分に対する自分の評価や満足感はまだまだなのに周囲からはすごい人的な扱いになる時期があったのが辛かったですねえ。今となってはもっと当時の自分の心情を言葉にしておけばよかったと感じています。
まとめ:認識の差を把握しておくのが第一歩
いろんな考え方を持った人たちと一緒に仕事をすればそれなりにストレスはあります。考えの違いがあるのは当然ですが、その違いを浴び続けて自分が戸惑いに耐えられるかはまた別のことです。差はどうしても生まれやすいことを理解しておくのがストレスを抱えすぎないための第一歩でしょうね。