この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。
つみたてNISA制度を使った資産形成に関する記事です。
貯金だけで将来の日本での生活費を賄うのはかなりの富裕層じゃないと難しそうなので、庶民はコツコツと株式を積み立てて資産形成ですよ。
積み立てに必要なものは容姿でもスキルでもなく「ちょいと早めの行動力」と「20年近く継続する力」です。要は時間ですね。
本記事の内容
- つみたてNISA制度を使って「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」を毎日100円購入をする
- 投資恐怖症の人が「毎日100円ならやってみようかな」と思えるよう1ヶ月毎の運用状況を月末に公開する
（厳密に言うと）毎営業日100円積み立てをしている投資信託商品「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」の月末時点での運用状況です。証券会社は楽天証券を使っています。
筆者
2019年3月からつみたてNISA口座で、毎日・毎月、投資信託を積み立て購入しています。20年経ったら50代だ！！！
しょうへいのつみたてNISA口座の活用
利用する制度
- つみたてNISA制度で毎日または毎月の積み立て
この記事では、毎営業日に100円積み立てをしている投資信託商品「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」の月末時点での運用状況を公開します。証券会社は楽天証券を使っています。
つみたてNISAを使う目的
- 20年、30年後の自分の生活費を投資信託で運用しながら用意する
利回り4%ほどが期待される投資信託に毎月33,333円の積み立てを20年間継続すると、約1200万円になることが期待できます。
投資方針
- ドルコスト平均法（毎月一定額）で積み立てる
- 運用管理費用などの手数料ほぼ0.2%以下の商品を購入する
投資商品
上記の投資方針に合う投資信託（2020年現在）
- 楽天VI、楽天VTI
- eMAXIS Slimシリーズ
S&P500や全世界株式などが良いだろうと言われていますね。
Fund of the Yearも参照しています。下記リンク先からご覧ください。投資に関するYouTube動画は、「バフェット太郎の投資チャンネル」や「両学長 リベラルアーツ大学」の動画もおすすめです。
参照：ナンバーワン投資信託はどれ？投信ブロガーが選ぶ！Fund of the Year 2019
具体的行動
- 毎月33,333円分の投資信託をつみたてNISA口座で購入する
- つみたてNISA口座で20年経過後から特定口座に資金が移動する
- 特定口座で運用を継続し、必要時のみ、4%ルールに基づき一部資金を売却する
100円でできること
- 100円均一でものを一個買える
- 丸亀製麺で野菜の天ぷらを一つ食べられる
- セブンイレブンで淹れたてコーヒーが飲める
僕はつみたてNISAを今日にでも始めたほうがいいと考えていますが、始めるか始めないかはあなた次第です。始めるなら早いうちがいいです。
と思ってもらえれば嬉しいです。それでは、どうぞ！
年間運用成績
楽天証券でつみたてNISA制度を使った2020年の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の積み立て購入の実績です。下記2点のまとめです。
2020年、月別買付額
平均すると、2020年は毎月1,942円分の投資信託を買ってきたことになります。2020年だけで23,300円を投資信託の購入に使いました。おかげでつみたてNISAを使って「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を買った累計が42,200円になりました。
塵も積もれば山となるですね。
2020年、月別買付口数
上記の毎月1,942円で毎月平均1,672口の投資信託を買ってきた計算になります。3月はコロナショックの影響からか、投資信託の価格が安くなりました。その分、普段よりも多くの口数を購入できました。
2020年、月別評価金額
毎月末の評価金額（買った金額 + 利益または損失）を積み上げの縦棒グラフにしています。青色部分が毎月の積み立てを、赤色が利益を表しています。もし12月31日時点での評価金額50,025円（累計買付42,400円 + 利益7,625円）を売ったら、そのまま50,025円がもらえます。
通常（特定口座や普通口座で購入の場合）は利益の7,625円のうち20.315%の税率をかけた1,549円を税金として支払います。しかし、つみたてNISA制度を使って積み立て投資をしているのでこの1,549円は支払う必要がありません。
月次運用成績
2019年3月〜2020年5月
- 銘柄：「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」
- 期間：2019年3月〜2020年5月
2020年6月
2020年6月は受渡日基準で22日分の100円積み立てがされました。6月で2,200円分の「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」を買ったということです。
評価損益（2020年6月30日時点）
6月30日時点では、累計30,300円を積み立てて利益が457円プラスになっている状態です。
2020年6月の取引履歴（受渡日基準）
2020年7月
2020年7月は受渡日基準で20日分の100円積み立てがされました。7月で2,000円分の「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」を買ったということです。
評価損益（2020年7月31日時点）
7月31日時点では、累計32,300円を積み立てて利益が2,375円プラスになっている状態です。
2020年7月の取引履歴（受渡日基準）
2020年8月
2020年8月は受渡日基準で20日分の100円積み立てがされました。8月で2,000円分の「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」を買ったということです。
評価損益（2020年8月31日時点）
2020年8月の取引履歴（受渡日基準）
2020年8月28日（金）には安倍総理大臣が辞任表明したことで株価への影響の懸念が投資家の間で広がったようです。しかし、つみたてNISAの制度を使った資産形成では投資方針は特に変更なしです。20年後、30年後に資産が増えていればOK！
2020年9月
2020年9月は受渡日基準で19日分の100円積み立てがされました。9月で1,900円分を買ったということです。
評価損益（2020年9月30日時点）
2020年9月の取引履歴（受渡日基準）
9月はゴールドの高騰や米国高配当株SPYDの減配など投資家の間ではざわつくことばかりでしたね。しかし何度も言いますが、つみたてNISAの制度を使った資産形成では投資方針は特に変更なしです。20年後、30年後に資産が増えていればOK！
2020年10月
2020年10月は受渡日基準で22日分の100円積み立てがされました。10月で2,200円分を買ったということです。
評価損益（2020年11月1日時点）
2020年10月の取引履歴（受渡日基準）
10月のニュースは、欧州での新型コロナウイルスの感染拡大が再び始まりロックダウン等による経済への影響がかなり不安視されました。11月にはついにアメリカ大統領選挙が行われるので投資家は現金を握り締めて株価が下がったら一気に買いまくる準備をしているようです。
2020年11月
2020年11月は受渡日基準で19日分の100円積み立てがされました。11月で1,900円分を買ったということです。
評価損益（2020年11月30日時点）
2020年11月の取引履歴（受渡日基準）
2020年11月は米大統領選もあり株式市場はなんだか訳わからなくっていましたね 笑。新型コロナウイルスに有効とされる米Pfizer社と独BioNTech社のワクチン開発の報道もあり、11月末現在は相場がバブってます。
平成生まれの僕は「これがバブルかぁぁああ！」と驚いています。バブルだろうがつみたてNISAを使った積み立ては止めません。20年後とかに利益増になっていればOKです。その後は4%ルールで引き出すのさ。
2020年12月
2020年12月は受渡日基準で21日分の2,100円積み立てがされました。12月で2,100円分を買ったということです。
評価損益（2020年12月31日時点）
2020年12月の取引履歴（受渡日基準）
2020年12月も株価がどんどん上がっていく相場ですね。日経平均株価に関しては12月30日時点で31年ぶり（1989年ぶり）の高水準27,444円で終値を迎えました。1989年は平成元年、僕の生まれ年です。
ただ、株価が高いことと人々の生活が豊かになることが比例していないようなので、S&P5500だろうが日経平均だろうが「それはそれ、これはこれ」ですね。淡々とお仕事をして淡々とつみたてNISAを20年継続しましょう。
2020年のつみたてNISAの成績は以上です。こんな風に毎日100円で資産形成できちゃいますよ？
