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ここ最近、給与の源泉徴収票やマイナンバーカード、運転免許証を英語に翻訳しますよ、というツイートを連発しております。
ココナラに出品しました!
– 給与所得の源泉徴収票を英語に翻訳します –普段からの備え、海外で収入証明や銀行口座開設に必要な方へ
— Shohey🇯🇵源泉徴収票の翻訳者 (@ShoheyBlog) May 24, 2023
これまでは小さく静かに翻訳のお仕事はしてきました。しかし、自分で翻訳サービスを出品することにしました。記事タイトルの通り、日本で身分証明や収入証明をする書類は日本語でしか発行されないからです。もう一度、日本語で「しか」発行されません。この「日本語のみ」の状態にほんのり危機感があったので自分で翻訳サービスを出品することにしました。
本記事の内容
- 日本語のみの状態って…
- 日本語でも英語でもの状態へ
プロフィール
現状と淡い危機感
危機感1:身分の証明
日本でも外国でも共通で使える日本の身分証明書ってないのでは?と思いました。顔写真付きの身分証明書として一般的なものは下記の3つでしょう。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
日本のパスポートは外国ではもちろん使用できますが、日本国内では身分証明書としてはやや不十分です。住所欄がなくなりましたからね。運転免許証やマイナンバーカードは日本国内では身分証明書としては使用できますが、外国ではそのままでは使用できません。日本語でしか書かれてないですからね。
危機感2:収入の証明
日本で稼ぐと基本的に収入を証明するものは源泉徴収票や支払調書、特定口座の年間取引報告書、確定申告書などがあります。全て日本語で発行されます。そもそも英語や他の言語では発行されていません。会社員の方も源泉徴収票は日本語でもらっていますよね?
ところで、源泉徴収票を見て理解できていますか?笑
源泉徴収票の見方を発信しているインターネット情報はたくさんあります。しかし、それなりに詳しく理解するには税金の制度や知識も必要になります。源泉徴収票の一般的な見方は個別相談には当たらないはずですが、税務相談や税務書類の作成は税理士さんの独占業務となっています。迂闊に一般人の僕らが個別相談の対応などをしてしまうとよろしくない場合がありますのでご注意ください。
話を戻すと、収入(年収)を証明する書類は日本語でしか発行されないのがほとんどです。しかも、その証明書の見方もわからない人が多いというのも実情かと。
身分も収入も日本語のみだと…
身分証明書と収入証明書が日本語でしか発行されていない状況を踏まえると、「あなたは誰?」「あなたの稼ぎはどのくらい?」を日本語以外で証明できるものがない状態です。しかも、自分で説明をするのも難しい状態ですよね…?英語を話せる…?証明書の内容わかる…?
日本(語) | 共通 | 海外(英語) | |
---|---|---|---|
身
分 |
運転免許証
マイナンバー |
– | パスポート |
収
入 |
源泉徴収票
確定申告書 |
– | – |
「私は日本国内から出ないし日本以外の人と関わらない、だから必要ない」と言われればそれまでです。でも、僕のブログを見ている人は違うでしょう。わざわざ英語で証明書する必要があるのにも理由があります。
明るい(プラス)理由としては、普段から自分のことを日本語以外でも証明できる状態は便利です。すぐにどこかの国の公的機関や民間企業へ英語(または現地語)で提出の必要がなくても、外国と取引する事業主や外国からスカウト、外国の銀行口座開設、日本語よりも英語が得意な家族や友達のために自分が死んだ時の証明などとして用意しておくことができます。コロナ禍で死や死後を意識する人も増えたのでは?
やや暗い(マイナス)理由としては、日本からの避難に備えるためですね。ロシアによるウクライナ侵攻の報道で、他国が武力侵攻する可能性は0ではないことを僕らは見ちゃいましたからね。しかも日本から遠い大陸ではなく身近なユーラシア大陸で武力侵攻が発生しちゃいましたからね。しかもここ最近は震度5弱の地震が多いですし(2023年5月現在)。
世の中に「絶対」はないんですよ。
なぜ自分で翻訳を?
日本でコロナ禍が始まった2020年、僕のもともとの民泊事業は蔓延防止のためお客様(宿泊者)が来ないので潰れました。しかし、コロナ禍の3年間で時間ができたのでたくさん勉強しました。特にお金の勉強ね。
- FP3級 合格
- 日商簿記3級 合格
- 日商簿記2級 合格
- 確定申告関連の業務
これまでの僕の英語力や26の国と地域への海外渡航経験にお金の知識や経験が加わりました。日本語でも英語でも日本国内のお金の話についてはそれなりにできるようになりました。これらを合わせて、収入や身分の証明を英語でもできるよう僕が翻訳者として活動することに決めました。
と言われればそれまでです。反論しません。「英語圏の国による世界の支配だ、英語を喋らずに抵抗するんだ」と言われればきっとそうなのでしょう。反論しません。価値観は人それぞれですから。僕は必要と感じている方に「翻訳サービス」というかたちで今よりも広い視野や世界観を届けます。
まとめ:日本語のみを英語でもへ
日本で暮らす僕らの身分証や収入証明書は日本語で発行されたものなので、外国または英語話者などへはそのまま見せても意味がわかりませ〜んってなります。パスポートさえも日本国内では不十分な身分証となってしまいました。
「日本語でしか証明できない状態」から「日本語でも英語でも証明できる状態」にするのが必要と感じ翻訳者としての活動を拡げました。以後、よろしくお願いします。翻訳のご依頼はココナラやConyacからできますので、どうぞ。
給与所得の源泉徴収票を英語に翻訳します 普段からの備え、海外で収入証明や銀行口座開設に必要な方へ