RESIDENCE

2021年衆議院選挙、有権者の45%が意思表示をしないのなら

ShoheyBlog-RESIDENCE-article-Japan-rev20221010

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

 

2021年10月31日、第49回衆議院議員選挙が開票されました。結果、自民党が過半数を獲得し「まあいつも通りだね」という印象に落ち着いたようにも思えます。

 

 

本記事の内容とわかること

  • 45%の有権者は投票しない国
  • 現状を最大限活用するしかない

 

筆者プロフィール

ShoheyBlog-private-profile-insert-rev20221010

 

 

要点:コロナ有事でも投票率は約55%

相変わらずですよね、日本の有権者は。COVID-19の感染が広がって政治がいつも以上に自分の生活に身近に感じた人がほとんどのはずでも投票率は約55%どまりです。

 

31日投票が行われた衆議院選挙の推定投票率は、55.93%前後になる見込みです。

NHKのまとめによりますと、今回の衆議院選挙の推定投票率は期日前投票を行った2058万4847人の分も含めて、全国で55.93%前後になる見込みです。

前回・平成29年の衆議院選挙の最終投票率は戦後2番目に低い53.68%でした。

参照:NHK

 

この結果から感じることは、「日本の有権者は何が起きても現状維持に寄る」ですね。自民党の甘利幹事長が小選挙区で立憲民主党に負けるといった個別に注目することはありますが、大局的には「投票率55%、自民党の勝利」です。いつも通りです。

 

逆に45%の有権者は投票をしていません。コロナだろうがなんだろうが、ボーっとしている人が多い国ってことです。日本は今後も急激に変わることはない国ってことですね。ジリ貧街道まっしぐら〜。

 

 

理由:諦めと行き詰まり感の若い世代

若い世代の投票率が上がりにくいのは「諦め」でしょう。自分が1票を入れても大して結果は変わらないんだから、投票する意味もないじゃん。っていう考え。

 

Shohey
Shohey
そう思いたくもなるわな

 

若い世代ほど投票していないわけだから、投票率の観点では、伸びしろがあるのはやはり若い世代です。しかし、選挙だけに限らず世代が若いほど「頑張りが報われない感」が強い気が僕はするんですよね。働いても給与で報われることはほぼないですし、今の日本って活気が溢れ出ているような感じではないですしね。

 

海外から日本に帰国するときの空港でそう思う。日本って静か。

 

 

具体例:投票に行かない理由

ここからは僕も実際に聞いたことがある投票に行かない理由3つをご紹介します。

 

よくわからない

有権者
有権者
政治をあまり理解できていないので勉強してからの方がいい

 

メディアが流す選挙前の若い人へのインタビューの一つによくある理由ですね。そんな人へ僕からの一言です。

 

じゃあ「今はよくわかりません」ということを白票で伝えれば良いじゃん?伝えることもしないのは言い訳でしょ?

 

ダサい。

 

どうせ変わらない

僕を含めた10代〜40代は特に思っていることだと思います。投票したところで多数派の高齢者には人口で負けているから敵わない、と。気持ちはよくわかります。自分が望む結果が伴わないこと(投票)をしようと言われてもやる気が出ませんよね。

 

でも意思表示はした方が良いのでは?

 

意思表示しないことは他人から都合よく解釈されることですからね。あなたの「どうせ変わらない」は、他人には「投票すらできない」となっているかもしれませんよ。

 

政治家
政治家
バカは票に名前も×も書けないのさ

 

とかね。

 

子育てで忙しい

有権者
有権者
子どもの習い事で忙しくてたまにしか投票行かないんだよね

 

子育ては忙しいですし、赤ちゃんの時はほんとに目が離せなくて親御さんは疲れますよね。お疲れ様です。

 

でも自分で望んで子どもを授かったんでしょ?その子どもに将来どういう生活を送ってほしいかって考えないの?考えるなら街や国づくりを託している政治家に気持ちをぶつけなくていいの?

 

 

Shoheyの主張

意思表示はするべき

僕は20歳の時にアメリカ留学を経験して以来、自分の考えをできる限り持つことは大事だと思うようになりました。自分の主張を言う文化が根付いた場所で暮らすと「はい」「いいえ」「好き」「嫌い」「わからない」が言える自分を作らないと相手からなめられますからね。

 

もし本当に自分で意識的に「自分が暮らす日本って行き詰まり感すごくて嫌だ…」って感じるなら、別の国に数ヶ月くらい暮らしてください。日本の外から日本を見てください。感じるものがあるはずです。

 

今後も「現状維持」の日本

各個人は意思表示をできるになってほしいというのが僕の望みです。一方で、有権者の45%はコロナ騒動を経験しても何も言わない(投票しない)ことがわかりました。

 

海外ロングステイをする僕の目線では、「現状維持に寄りやすい国民性」と解釈しました。意見を発しない人が多くいる変動の少ない国は生活拠点としてはある意味では便利です。

 

 

僕の中でも矛盾しているのかもしれませんが、現状をなんとか都合良く解釈して日本を活用したいと思います。税負担は働く現役世代から徴収されやすいですし、会社員がそのターゲットです。今後もフルタイム会社員が多いままの日本なら、税負担の1番の担い手は会社員の皆さんお願いします。託します。

 

Shohey
Shohey
僕はフルタイムは無理です

 

 

まとめ:白票で意思表示くらいはすれば?

2021年10月末時点で有権者の45%は投票をしないのが日本です。何も答えないではなく、白票でも何かしらの意思表示はしたほうが良いのでは?と僕は感じます。

 

しかしパンデミックが起きて政治が身近に感じるようになっても変わらない人たちが多いことも改めてわかりました。それなら、代わり映えしない日本をうまく活用させていただき僕は日本と海外両方の生活を楽しみます。

 

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です