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僕は東京で暮らしている30代の男です。先日40代と思われる主婦たちの話が耳に入ったのでツイートしました。
40代と思われる主婦たちの会話で思ったたこと。
フルタイムで働いている男性(マスオさん)が親と暮らしていて、母親(おフネさん)にお弁当を作ってもらっていたらヤバいんですか?妻(サザエさん)が作ったらヤバくなくなるんですか?
マスオさん本人ではなく家族が作っているのは同じですよね…?
— Shohey🇯🇵30代の海外1ヶ月滞在 (@ShoheyBlog) June 16, 2021
僕のブログは若いうちから自由時間を増やすライフスタイルを目標にしています。そこでこの主婦たちの会話から僕が感じている生活の価値観について記事にします。今現在そしてこれからの若者世代には知ってほしいです。
本記事の内容とベネフィット
- 若者のサイドFIREヘの提案
- 価値観なんてコロコロ変わります
要点:10歳違うだけで「普通」が合わない
現在30代前半の僕でさえ40代(と思われる見た目)の主婦たちと価値観が合わないと感じるくらいです。日本に蔓延する「普通」って疲れますね。
- 一人暮らし
- 結婚
- 出産
- マイホーム
- マイカー
2021年現在、日本でこれらが「普通」だと感じている人はちとヤバい人間でしょうね。
理由:変化が早い環境と変化しにくい人間
スマホやパソコンは定期的にソフトウェアをアップデートできます。しかし人間は全員がアップデートしているわけではありません。20代のときに経験した「普通」を持ったまま40代になっている人たちは割と多いようです。
インターネットが当たり前になった現代社会では、今まで日の目をみることが少なかったことも調べれば大体わかっちゃいます。テレビで洗脳された世代の「普通」がそんなに普通ではないことも気付けちゃいます。20年前にFIREを目指している人が果たしてどのくらいいたでしょう。
それくらい変化が早い現代で10年前、20年前に積み上げたすでに化石のような「普通」で若い世代を判断するおばさんはダメですね。こういった人たちにFIREを理解してもらうのは無理です。40代で老害ですもん。
具体例:FIRE を目指したい若者の価値観
それでは僕がお会いしてきた考えが凝り固まったおばさんたちを使いながら具体例を紹介します。サイドFIREを目指す東京のフルタイム会社員さん(20代)がいるとします。月収30万円くらいです。
古いおばさんが思う20代の普通
- 一人暮らし
- 結婚
- 出産
- マイホーム
- マイカー
大手やベンチャー企業でもない一般企業に務める20代で、これらを全部できるなら上位5%くらいの優等生でしょうね。きっと数十年前の日本で生きてきたおばさんたちにはこれが普通だったんでしょうね。そしていまだに普通だと思っているのが迷惑です。
はっきり言います。一般人がこれらを「普通」と思って手に入れたらサイドFIREなんて無理です。2000年以降、日本の平均は年々可処分所得が減っている国です。そんな国で無駄に買い物をしたら破産します。
可処分所得とは、給与やボーナスなどの個人所得から、税金や社会保険料などを差し引いた残りの手取り収入、つまり自分の意思で使える部分を指します。個人の購買力を測る際、ひとつの目安になります。
参照:SMBC日興証券
考えてみてください。支払う税金や1回で1,000円を超えるランチは増えていますが、あなたの給与はその分増えましたか?手取りや手残り金額が減っているのに従来と同じ高額の買い物をしていたら赤字なんですよ。
FIREを目指す若者の普通
一人暮らし | → | 実家暮らし、シェアハウス、同棲 |
結婚 | – | |
出産 | – | |
マイホーム | → | 賃貸 |
マイカー | → | 買わない |
収入が増えにくい社会なら、出費を大幅に抑えることが必要です。それくらいしないとサイドFIREや自由時間のあるライフスタイルは無理です、諦めたほうが気持ちは楽です。
もちろん一人暮らしは立派だろうけど、一人暮らしているのが理由でお金が貯まらない、時間がない、外食ばかりで体がだらしなくなるとか望まない方向に行っているとしたら、どう感じますか?おじさん、おばさんたちの価値観をそのまま受け入れると苦しむ若者、それがこれからの日本ですよ?
ものすごく倹約家とか、家族と暮らしていて出費が少ないとか、ものすごく給与が高いとか。どれかしらの要素がバグっていて「世間が思う普通」からズレてないと金も時間も残らないのが今の日本の暮らしだと思うんだよね。
さて、40代のあの主婦たちの価値観はどの時点で固定化されたのだろうか。
— Shohey🇯🇵30代の海外1ヶ月滞在 (@ShoheyBlog) June 16, 2021
メッセージ
これからは常に「世間の普通」とずれていくのが良いでしょうね。大抵の場合、「普通」はちょっと昔にできあがったものです。古くなっていく「普通」とズレた方が、自分自身を最新状態にアップデートすることができるからむしろ健全になります。
年齢を問わず関わるなら、「普通」や「価値観」は数年で変わっていくことを理解している人たちを選ぶようにしましょうね。
まとめ:「世間の普通」とずれて良い
主婦たちの会話をヒントに、30代の僕が思うこれからの若者の生活観をまとめました。サイドFIREに憧れるなら古くなったおじさん、おばさんたちと同じではダメです。彼らとズレることが目標に近づくんです。
おじさん化・おばさん化は本人が気づいていないから面倒です。自分自身をアップデートすることを忘れてはいけませんね。自戒も込めて。