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月次支援金の意図、個人事業主は月10万円で生活しろってことですね

ShoheyBlog MONEY article Japan rev20221010

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のために緊急事態宣言やまん延防止重点等措置が発出され続けています。これらの影響を受ける事業主(法人・個人)には支援金があります。その一つに経済産業省主導の月次支援金があります。

 

参照:経済産業省 月次支援金

 

しかしこの月次支援金は1ヶ月ごとの申請が必要で、支援金も上限があります。法人なら20万円、個人事業主なら10万円が最大です。少ない…。これは官僚さんたちからの自営業者たちへのメッセージですね。

 

本記事の内容とベネフィット

  • 「毎月10万円以内で生活しろ」の示唆
  • 個人事業主も貧乏か金持ちかの二極化か

 

筆者プロフィール

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要点:月10万円以内で生活しなさい

COVID-19を境に、大抵の個人事業主さんは1ヶ月10万円以内で生活するのが良いようです。それが月次支援金を介しての官僚さんたちからのメッセージです。

 

 

理由:上限10万円の設定がメッセージ

個人事業主への1ヶ月の支援金は10万円が上限です。もともと(月商から経費を引いた)月収が30万円の個人事業主がコロナ禍で売上が著しく下がっても支援金は最大10万円です。

 

頂けるだけでもありがたいです、しかし、足りません…。

 

つまり「下流から中流の個人事業主どもは毎月10万円以内で生活しろよ」という官僚さんたちからのお達しです…苦笑

 

政治家
政治家
庶民には毎月10万円で十分さ、わははは

 

かつて昭和の頃に多くいたであろう中流サラリーマンが「少数の上位サラリーマン」と「多数の下位サラリーマン」に二分されているように、個人事業主も二分される流れですね。

 

 

具体例:二極化の下位と上位

緊急事態宣言を文字通り受け取れば緊急事態です。自粛に協力しても売上が下がっても緊急事態であっても個人事業主がもらえるのは1ヶ月で最大10万円の支援金です。

 

「下流から中流の個人事業主どもは毎月10万円以内で生活しろよ」という官僚さんたちからのお達しに対して二極化するぼくら個人事業主の今後を考えます。

 

本記事では年収(年商から経費を引いた後の利益)300万円以上を上位、300万円未満を下位とします。

 

上位 下位
売上 ?万円 ?万円
経費 ?万円 ?万円
所得 300万円~ ~299万円

 

上位の個人事業主

上位
売上 ?万円
経費 ?万円
所得 300万円~

 

今後も継続して年収300万円以上があるなら法人設立を狙うか、マイクロ法人と個人事業主の二刀流で節税効果を高めていくのが選択肢でしょうね。

 

  1. 法人成り
  2. マイクロ法人と個人事業主の二刀流

 

稼ぐ力に長けている個人事業主さんは支払う税金が大きいので、法人を設立することで節税を考えざるを得ないはずです。月次支援金10万円を当てにせずともコロナ不景気を乗り越えていける自営業者の宿命とも言えますね。

 

Shohey
Shohey
ご家族持ちはこっちの考え方かな

 

このShohey Blogではマイクロ法人と個人事業主の二刀流の記事を用意していますのでどうぞ。「LIFESTYLE No.03 マイクロ法人」としても紹介しています。

 

ShoheyBlog-BUSINESS-article-Japan rev20221011
年収300万円!?マイクロ法人社長と個人事業主のかけもちで働く これは良く聞く悩みですね。そんな税金に悩む人の解決策の一つの働き方は、 マイクロ法人社長になる...

https://shoheyblog.com/lifestyle-03

 

このマイクロ法人の記事がShohey Blogで一番読まれている人気の記事です。法人を作るメリットや制度に関しては橘玲さんの著書『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』がおすすめです。なぜ法人?答えはこの本にあります。

 

下位の個人事業主

下位
売上 ?万円
経費 ?万円
所得 ~299万円

 

個人事業主と一口に言っても、年収300万円未満に収まる人たちで50%近くにのぼるという調査結果もあります。299万円なのか50万円なのかで考え方も変わりますが、この場合は、個人事業主1本を継続するか個人事業主とアルバイトの二刀流が選択肢でしょうか。

 

  1. 個人事業主
  2. 個人事業主とアルバイトの二刀流

 

上位の個人事業主と同様、収入を事業収入と給与収入の2種類で稼げばそれぞれの控除が適用されて手取り金額が多くなります。下位には下位なりの戦略があるものですよ。この戦略は「LIFESTYLE No.04 サイドFIRE」として紹介していますのでどうぞ。

 

https://shoheyblog.com/lifestyle-no-04

 

なお上位でも下位でも自営業をしている時点で、時間の裁量権が自分自身にある生活を送りやすいはずです。海外に数週間くらい滞在できるライフスタイルなら上位でも下位でもいいのかなと思う気もします。

 

Shoheyはどっち?

2021年現在の僕は下位の個人事業主です…、完全に…苦笑。コロナでボロボロ、会心の一撃を喰らっちゃいましたよ…。なので「個人事業主とアルバイトの二刀流」を実践中です。

 

たしかに収入はかなり減っちゃいましたが、自由時間を楽しむサイドFIREの生活を30代前半で体験できています。これはこれで良かったかなと今は捉えています。

 

Shohey
Shohey
同世代よりは経験の種類は多いかな

 

 

まとめ:中流の自営業者は減るのかも…

個人事業主向けの月次支援金の金額が最大10万円なのは官僚さん・政治家さんたちからのメッセージなのでは?という解釈記事でした。自営業者はどんどん二極化が進むのかな。あなたが選ぶのはどっち?

 

 

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。

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