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新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大防止のため人の移動が制限されている今のような状況では、「この国は良い」「あの国はダメ」と国別で良し悪しの判断をするような場を多々お見受けします。
今回は、国の良し悪しの判断についてです。
本記事の内容
- 「日本はダメ、海外は良い」に対する僕の個人的見解
筆者プロフィール
2020年現在、日本以外ではアメリカが最長で約5ヶ月、ヨーロッパ諸国で約2ヶ月、東南アジアで約1ヶ月半の生活経験があります。そのほかは1週間から10日程度です。
主張
良い・悪いの判断はその人がどんな価値観を持っているかによる
解説
価値観
まずそもそも、良いか悪い・100点か0点かといった極端な判定はすんなりできないですよ。
ここまで聞いてようやく「なるほど」と思うわけです。
なんとか見た目でもわかるようにしてみたので、下のグラフ図をご覧ください。
「日本はダメ、海外は良い」のみの状態。何でダメ?という疑問が残ります。
ここに価値観という横串を刺します。その人にとって、何をもって「日本はダメ、海外は良い」という判断になるのか。
(ものすごく極端なグラフにしてみましたが・・・、)「日本はダメ、海外は良い」と思う人の価値観を通すと、日本はその人にとって合わないことが多く、反対に、諸外国では合うことが多いのかもしれません。
国であれ会社であれ、その人にとってどのような点で良いと思うのか・悪いと思うのかの情報がないとなんとも言えません。下記の通り、日本一つをとっても色々です。
- 治安や衛生面を重視するなら、日本は良い(という判断になるでしょう)
- 自然災害の少なさを重視するなら、日本は悪い(という判断になるでしょう)
海外生活を狙うなら
僕を含め、定期的に海外に滞在したい人は「価値観の合う人の多い国・地域」を候補地の1つとしてお勧めします。ストレスの根本原因となるのは大抵は人間関係かお金です。数カ国に実際に滞在して価値観の合いそうな国が自分自身にとって中期滞在向きの場所でしょう。
2020年現在、僕が好きな場所は台湾です。何度か滞在しているので慣れていることもありますが、現地の人たちとの関わりであまり疲れない気がします。
注意
- どの場所に行っても価値観の合う人・合わない人はいるはずです。転職先や海外渡航先を美化しすぎるのは危険です。結局は、合う人・合わない人の割合ですね。
- 価値観は変わりうるものです。自分の価値観も他人の価値観も変わる前提で、その時々に合った場所を選択してください。
本の紹介です。人間関係を含め、生き方のパターンを学ぶことができます。体系的に自分にとっての幸せのパターンがどれか読み進めてみてください。
まとめ
「日本は良い国・悪い国」の判断はその人の価値観によりけりです。有名人が良いと言ったら良い、ではなく、何をもって良いのかの判断です。自分の心地いい価値観を知るには、色々な経験を通じて理解するのがなんだかんだで近道かと。