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前から気になっていたタイ古式マッサージの授業を受けてきました。
※一部黒塗りで伏せています
基本コース30時間の授業のテストに合格をしたので修了証も頂きました。実際に東京からバンコクに来て習うための費用や日数、僕個人の感想をまとめていきます。
本記事の内容とわかること
- ワットポーのスクムビット校の体験談
- 実際にかかった費用や日数などの具体例と提案
筆者プロフィール
参考・備考
- ワットポーマッサージスクール・スクムビット校
- 本記事の為替レートは、1タイバーツ = 3.8円としています。
- 本記事は2022年7月現在の情報をもとにしています、最新情報は公式サイトをご確認ください。
要点:基本コース合格までの費用と日数
基本コース概要
受講料金 | 17,000バーツ |
受講料金に含まれるもの | 本校教本、スクムビット校日本語版テキスト、DVD、英語版修了証 |
受講時間 | 実技のみ:30時間(開講日 月~土) 土曜日は、6時間(午前・午後)連続で受講のみ可 |
参照:修了証取得コース
実際にかかった費用
それでは、実際に僕が基本コース30時間に合格するまでにかかった費用の内訳です。日数は7日分とします。
内訳 | タイバーツ/THB | 日本円/JPY |
---|---|---|
受講料 | 17,510 THB | ¥66,538 |
服 | 400 THB | ¥1,520 |
写真 | 180 THB | ¥684 |
飛行機代 | (日本円のみ) | ¥27,330 |
交通費 | 96 THB | ¥364 |
ホテル代 | 8,106 THB | ¥30,802 |
食費 | 1,050 THB | ¥3,990 |
合計 | 27,342 THB + α | ¥131,228 |
※1THB=3.8円計算。7日分。「受講料」はクレジットカード払いのため+3%手数料が上乗せ、航空券代はマイレージ交換のため0円、「飛行機代」は燃油サーチャージ等の費用を計上、「交通費」はスワンナプーム国際空港からホテルまでの往復を公共交通機関を利用した費用、朝食代はホテル代に含まれているので「食費」は昼と夜のみ
日本円で約13万円かかりました。費用の中で変わりやすいのは、やはり「飛行機代」でしょう。今回のバンコク旅では珍しく日本航空(JAL)を利用させていただきました。2022年7月現在、JALやANAといった日系大手航空会社は燃油サーチャージ等の料金がエグいです…。僕はマイルを貯めていたので航空券代を0円にし燃油サーチャージ等の2.7万円のみの支払いで済みました。まともに飛行機代も燃油サーチャージ等も払うのは一般庶民にはもう無理です…。
解決策としてはポイントやマイルを日頃から貯めて航空券代を安く済ませるかLCCに乗るかの2択でしょうね。ポイントを貯めるなら有名なポイントサイト「ハピタス」がおすすめです。ハピタスのポイントを貯めて、JALやANAのマイルに交換することで航空券を買うことができます。この方法なら年会費の高いクレジットカードを作る必要はありません。
実際にかかった日数
続いては、準備から合格当日までにかかった日数です。
日数 | 曜日 | 内容 |
---|---|---|
1日目 | 木 | 準備(服と写真) |
2日目 | 金 | 授業(AM・PM) |
3日目 | 土 | 授業(AM・PM) |
4日目 | 日 | 休み |
5日目 | 月 | 授業(AM・PM) |
6日目 | 火 | 授業(AM・PM) |
7日目 | 水 | 授業(AM・PM) |
※申し込みはバンコク渡航前にインターネット上で済み
マッサージを習いに来る人ならだいたいこんなもんでしょう。さすがにバンコクに到着した日から授業は受けないでしょうから、(旅行者であれば)バンコクの滞在日数は7日から10日を見込んでおけば合格するまでの日数はゆとりがあるかと思います。
1日目の準備にある服と写真について言うと、服は授業の時に履くパンツを2つ買いました。タイでよく売られている象の絵が描かれた生地の薄いゆる〜いパンツです。これは必須ではないです、動きやすい服装ならOKです。運動用の長いタイツの上に薄手のハーフパンツを履いてる受講生もいましたので。証明写真は学校近くを走る高架鉄道(モノレール)であるBTSのプロンポン駅前のショッピンモールで撮影しました。EmQuartier(エムクオーティエ)の3階にあるBIG cameraというお店です←名前が…笑。しかもその隣は紀伊国屋書店です。撮影して約30分後に受け取りました。申請に使うのは4枚だけど、10枚くらいもらうので余ります。
※洗うと色落ちがすごいんだよね…
日数やスケジュールに関しては、後述しているとおり、僕は日曜日休みを間に挟んでよかったと感じています。
受講しての感想とアドバイス
感想
- 全て日本語で楽、先生とのコミュニケーションも全て日本語
- マッサージ練習を受けるから体がボロボロになる、特に2日目…
- 座学やテキスト暗記とかではない、先生の見本を見て真似て覚えるの繰り返し
- マッサージする側(自分)が男、マッサージ受ける側(相手)が女だと裏でセクハラ呼ばわりされてないか怖くなる…
ちょっとアドバイス
当初は5日連続の受講を検討したけど、5日連続では頭も体もパンクしていたと思います。日曜日の休みを挟んで僕にとっては正解でした。4日目の授業ではもはや目に力が入ってなかった笑
FAQ:なぜワットポー校ではなくスクムビット校?
徒歩で通いやすいからです。
ワットポー(本校)はお寺の中での授業です。ワットポーへ通えるちょうど良いホテルを探すよりも、日本人エリアでもあるプロンポン駅やアソーク駅、トンロー駅周辺の方がなにかと便利なのでスクムビット校の方が通うのも滞在するのも楽だと思います。ホテル一泊の安さよりも通学する環境の快適さを重視したので、スクムビット校を選びました。
今後と日本での位置付け
今後
- 家族や友人に対してしてあげたい
- 基本コースを練習しつつも、上級コースも受講したい
日本でのタイ古式マッサージ
さて、今まではタイのバンコクでの体験についてでした。話を日本に置くとですね、日本で「マッサージ」と名乗れるのは日本の国家資格保有者のみであり、そのほかは「マッサージ」とは名乗れないようです。もみほぐし系やリラクゼーションと名乗るようです。
もし僕がバンコクで習ったタイ古式マッサージを使って日本で商売をするなら、「『マッサージ』による治療」ではなく「タイ古式マッサージによる『リラクゼーション』」や「タイ古式マッサージによる『トリートメント』」と名乗るようですね(ややこしい…)。
マッサージ | リラクゼーション | |
---|---|---|
タイ古式 マッサージ |
こっち! |
まとめ:13万円と7日で合格できる、かも
タイ古式マッサージの基本コース30時間は、7日滞在・13万円の費用で合格できる!かもしれません(僕の体験談をもとに計算)。タイの首都バンコクの程よい「抜け感」を味わいながら勉強してみてはいかがですか?