この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
以前から気になっていた民間資格・整理収納アドバイザー。この資格の2級は入門級のようで自分の部屋の更なるシンプル化に役立つかもしれないと目をつけていました。その参考書として使用されているのが今回読み終わった『一番わかりやすい整理入門』です。
感想としては、「うん、すでに実践済みの内容ばかりだね」でした笑 でも、ありがたいですね、僕がこれまでの整理の体験から得た知識はプロの知識と似ていたということがわかったんですから。
おかげで自信がついた笑
自慢っぽい書き出しになってしまいましたが、本書の内容は日本で暮らす僕ら一般庶民にとって標準装備とも感じました。特にミニマリスト系の人や純資産3,000万円未満のFIREを目指す人は当たり前にしておくべき部屋作り知識です。
この記事でわかること
- 部屋を整理する順番
- 片付いた部屋は勝ち
- 30代男性の寝室のイラスト
備考
- 本ブログ記事は書籍の要約ではありません。
整理する順序
アドバイザーのやり方
『一番わかりやすい整理入門』の3章「整理収納するきる5つの鉄則」から引用します。
- 鉄則1:適正量をきちんと知ればモノは増えない
- 鉄則2:動作・動線とモノを置く位置を意識すれば散らかりにくくなる
- 鉄則3:使用頻度別収納で圧倒的に使いやすく
- 鉄則4:グルーピングで無駄な行動をなくす
- 鉄則5:定位置管理で「探し物」の必要なし
本書の冒頭は「どのように収納するか」ではなく「必要なものと不必要なものが混ざっている状態を解消する」ことを紹介しています。
すばらしいです!
プロの方に「すばらしい!」なんて上から目線の発言は失礼ですが、地に足ついていて安心しました。仕事でも政治家の税金の使い方でも当てはまるんですが、新しいことを始める前に無駄使いを減らせよ!って思いませんか?税金を無駄使いしているやつにさらに税金を払いたいなんて思わないでしょ?笑
本書は良いですよ。「無印良品で新しい収納ボックスを買いましょー」とか言わないですからね。地味だけど大事なことです。
Shoheyのやり方
『一番わかりやすい整理入門』とも似ていますが、2022年現在、僕が部屋作りで取り掛かる順番をご紹介します。
- どんな部屋にしたいかを考える
- 物を1年以内に使ったか分類する
- 物を種類別に分ける
- 収納する場所を決めて固定化する
- 定期的に物の数量を確認・廃棄する
日本で一人暮らしをするなら間取りは1Rや1Kの人がほとんどでしょう。そうなると食事も仕事も睡眠もその一つの部屋の中でします。1Rや1Kの場合、どれを優先した部屋にしたいかを決めるのが大事に感じます。
例えば、6畳の1Rの部屋を想像してみてください。大きな仕事机と食事用テーブルのどちらも置かれた部屋で快適に寝れますか?笑 無理です。
僕なら睡眠を真っ先に選びますね。僕は布団よりもベッドが好きです。いかにそのベッドで気持ちよく眠れる部屋にするか、が部屋作りのテーマです。テーマが決まったら、あとはやる事は物の整理をするだけです。そんなに難しいことはないです。
※adobe illsutratorで作成、僕の部屋
その他、僕が気持ちいい寝室を作るのに心がけていることを列挙します。
- 家具の色はまとめる
- 床の上に物を置かない
- 背の高い家具は使わない
- サイズの大きい家具は使わない
- 家具ブランドを極力1つにまとめる
- 間接照明を使う(シーリングライトは外す)
過去5年くらいの僕の部屋のBeforeとAfterのイラストをadobe illustratorで作成しました。写真撮影すれば簡単で良いのですが、資産額とか部屋をありのままインターネット上に公開するのはいまだにためらいがあって控えています。
なんだかんだ言って、他のブロガーさんや部屋作りの書籍で言われていることと同じだと思います。しかもミニマリスト系の人たちの部屋って似たり寄ったりですよ。僕を含めた庶民レベルであれば、だいたいは無印良品・ニトリ・IKEAの商品でほとんどです笑
似たようなブランドの商品を使ったミニマリスト系は、ユニセックスな部屋(男っぽいとか女っぽいといった部屋ではなく性別に関係ない印象の部屋)になりますね。
ミニマリスト気質のすすめ
ミニマリストもFIREも日本ではありふれた言葉になりましたね。ミニマリスト気質であることとFIREは相性がいいです、無駄な出費を減らせますからね。日本の1Rや1Kで快適に暮らせる人はかなり強いと思います。
なぜなら、日本の家は諸外国よりも狭いことの方が多いからです。
狭い日本の部屋で快適に過ごせる体質を作れば、海外の部屋での滞在も何ら問題ありません。むしろ広すぎて使い方に困るかもしれませんね笑 部屋が広い海外の一人暮らしならセミダブルベッドも余裕で置けますね。シングルベッドから卒業できます。
しかも日本は自然災害だらけの国です。ミニマリスト気質な部屋であれば、地震が発生しても家具の下敷きになるようなことはありません。ミニマリストになることは災害対策をすることでもあります。節約にも防災にもつながる部屋です。これが今後の日本の暮らしの標準でしょうね。
まとめ:整理収納の基礎は身についていた
整理収納アドバイザーの参考書でもある『一番わかりやすい整理入門』を読み、僕が持っている片付けの感覚はそれなりにプロのご意見とも合っていることがわかりました。
日本の住宅は狭いくせに値段が高いのでミニマリスト気質として生きることはメリットだらけですよ〜。