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2022年(令和4年)の寄付の振り返りをします。僕が寄付をしたのは下記の2つの団体です。
- 日本赤十字社
- 国境なき医師団
確定申告書に記入する金額なども含めた寄付に関するざっくりとした1年間まとめ記事です。
内容とわかること
- 2022年の寄付
- 寄附金控除欄への記入
プロフィール
2022年は8,965円の寄付
月別の寄付実績
月 | 寄付先 | 金額(円) | |
---|---|---|---|
1月 | 日赤 | 🇯🇵 | 2,000 |
2月 | ウ赤 | 🇺🇦 | 1,965 |
3月 | 日赤 | 🇯🇵 | 2,000 |
10月 | MSF | 🇯🇵 | 1,000 |
11月 | MSF | 🇯🇵 | 1,000 |
12月 | MSF | 🇯🇵 | 1,000 |
2022年合計 |
8,965 |
日赤は日本赤十字、ウ赤はウクライナ赤十字社、MSFは国境なき医師団。ウクライナ赤十字社へ₴500の寄付、日本円での引き落としは1,965円。
2022年(令和4年)は日本円換算で合計8,965円の寄付をしました。これまでは災害などが起きたときにその都度寄付をしてきましたが、10月からは国境なき医師団へ毎月1,000円の定額寄付を設定しました。
書籍『戦争広告代理店』や『クライシス・キャラバン―紛争地における人道援助の真実』などを読むと、現代の寄付って果たしてどこまで本当に役に立つのか疑問を持たざるを得ませんが、役に立っているものだと今は信じます。
寄付先は日赤とMSF
僕が寄付を通して困った人に提供してほしいことは、1番は医療です。単にお金をあげると人はお金だけを欲しがるようになってしまいます。治療や予防接種などの医療提供であればお金をそのまま寄付するよりも人間同士の不要な争いが起きにくいと考えています。
その上で寄付をしたお金が「寄附金控除」として確定申告のときに扱うことができる認定団体であることも大切です。この場合、日本赤十字社や国境なき医師団が寄付先の候補となります。詳しくこちらの記事もどうぞ。
国連系の認定団体ももちろん寄付先として候補にあがります。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻への対応などで国際連合の安全保障理事会がうまく機能していないことが今まで以上に晒されました。国連の団体と一口に言っても実態はそれぞれでしょう。しかし、寄付先として選ぶには拭いきれない不信感が…。
確定申告書には7,000円
1年が終わるとやってくるのはお正月と確定申告です。8,965円の寄付をした僕は確定申告をするときに「寄附金控除」には7,000円を記入します。
この「寄附金控除」は日本国内で認定された団体などへ寄付をした場合に控除として認められます。控除証明書をもらえます。逆に、日本国内で認定されていない外国団体へいくら寄付をしても確定申告では控除としては認められません。つまり、僕がウクライナ赤十字社へ寄付をした1,965円分は控除にはなりません。
ちなみに、ふるさと納税をしている人が確定申告をするときはこの「寄附金控除」の欄に金額が入ります。返礼品が話題になりますが、ふるさと納税は各自治体に寄付活動をしているわけですからね。
所 得 か ら 差 し 引 か れ る 金 額 |
社会保険料控除 | ⑬ | |
小規模企業共済等掛金控除 | ⑭ | ||
生命保険料控除 | ⑮ | ||
地震保険料控除 | ⑯ | ||
寡婦、ひとり親控除 | ⑰⑱ | ||
勤労学生、障害者控除 | ⑲⑳ | ||
配偶者(特別)控除 | ㉑㉒ | ||
扶養控除 | ㉓ | ||
基礎控除 | ㉔ | 480,000 | |
⑬から㉔までの計 | ㉕ | 480,000 | |
雑損控除 | ㉖ | ||
医療費控除 | ㉗ | ||
寄附金控除 | ㉘ | ここ! | |
合計 | ㉙ | 480,000 |
確定申告書の左下・控除額の欄
確定申告のやり方がわからない人は、国税庁の確定申告書作成コーナーで作成してみてください。画面の指示通りに入力をすれば作ることができます。税金計算はコンピューターが自動で計算してくれます。慣れれば簡単です。むしろ事前に源泉徴収票などの書類を揃えるほうが大変です苦笑
まとめ:自分に無理せず寄付を
2022年(令和4年)は赤十字社と国境なき医師団へ寄付をしました。合計で8,965円分です。そのうち控除対象となるのは7,000円です。確定申告に使える寄附金控除額はこの7,000円となります。
世界的に争いの匂いや緊張感が常に感じられる年だったと感じます。僕自身は日本で生活できているので余剰資金で医療につながる寄付を続けるつもりです。経済的に自分の生活がヤバくなったらそのときは寄付も一旦止めます。
2023年(令和5年)も乞うご期待。