【タイ】成田発バンコク行きZIPAIR、5時間遅延をQCDで振り返る

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10ヶ月ぶりにタイのバンコクに行ってきました〜！前回2022年6月のタイはまだまだコロナ禍で水際対策が残っていましたが、今回の2023年4月現在ではほぼ撤廃状態ですね。さすが本当の観光立国。

 

しかし、JAL系の格安航空会社ZIPAIRに初めて乗ったのですが、出発時刻が予定よりも5時間遅延してバンコク到着が深夜になるという事態が…。

 

 

当日は眠くて眠くてしんどい体に鞭打っていましたが、時が過ぎればブログ記事にできるおもしろい体験だったかもと解釈するようにしています。せっかくなので、製造業でよく使われるQCD（品質、コスト、納期）を真似して、5時間遅延によるQCD（行動・費用・時間）の視点で記事にしました。

 

飛行機の5時間遅延で搭乗者の僕は得した？損した？

 

本記事の内容とわかること

 

プロフィール

 

参考・備考

• プライオリティパス
• ZIPAIR
• 1タイバーツ(THB)は、3.9円(JPY)換算

 

要点：5時間遅延による影響

遅延前と遅延後のQCD表

「機体の整備」のため出発時刻が5時間遅れることになりました。変更前と変更後のフライト時刻と実際の僕の行動は以下のとおりです。

 

	変更前	変更後
出発	14:35	19:20
到着	19:00	23:45

 

• 成田空港第1ターミナルを散歩
• ひたすらラウンジでぐで〜んと過ごす
• バンコクで荷物を受け取った時は0時過ぎ
• バンコクの空港線ARLに乗車できず…
• 運転が荒い松葉杖の運ちゃんのタクシー
• 深夜2時ごろにホテルにチェックイン
• タクシー代に365THB（約1,423円）払った

 

「たられば」を話し始めたらキリがないのは重々承知していますが、当初の予定通り14:35出発のままならきっと、2時間~3時間くらい快適にラウンジを堪能して、バンコクの空港線ARL（Airport Rail Link）に乗って乗車賃は45THB（約175円）で済んで、夜21時にはホテルにチェックインできて日付が変わる前に寝ることができたのかなあ…なんて考えちゃいますね。

 

 

遅延理由は「機体の整備」でした。そりゃあ整備不良で飛ぶ方が不安なので遅延してもしょうがないです！飛行機は整備第一！ちゃんと整備されていることが大前提です！でもねえ、5時間…。結果、主観的な感情も含めたQCD表にまとめると下のようになります。

 

	変更前	変更後	判定
Q	眠くない	眠すぎる	🔺 疲れた
C	45THB	365THB	🔺 320THB
D	21時到着	深夜2時到着	🔺 5時間

※Cost(コスト)は変更前はARLm変更後はタクシー

30歳を過ぎた僕には日付が変わってから行動するのはキツイですね…。交通費が320THB（1,248円）増えるのはしょうがない、でも5時間のズレ。うん、ちと疲れちゃいましたね笑

 

^{深夜0時過ぎの空港線Airport Rail Linkスワンナプーム駅、閉まっている…悲しい}

 

悪口の多い内容になっちゃいましたが、ZIPAIRを利用して嬉しかったこともあります。

 

嬉しかったこと

1. 1,000円分の食事券ゲット
2. 料理提供20分待ちは長くない
3. 機内WiFiが無料で使えるの嬉しい

 

お詫びの食事券

午前11時、成田空港のチェックインカウンターに並んでいる時点で5時間遅延は判明していたのでチェックイン時にcabin crewのおねえさんからお詫び（？）の食事券1,000円分を頂きました。

 

^{日本の味を食べておきたくて京成友膳で生姜焼きをいただく、1,500円くらいだったので食事券以上のものを頼んで自腹500円くらい笑}

 

20分くらい待てる

この和食屋さん・京成友膳は料理提供するのに（僕が正しく覚えていれば）「15分~20分ほどかかります」と入口に注意書きがあり、それを見たとある日本人女性が「え、20分も？もったいない、別のところにしよう！」とお連れの方に言っていました。

 

（仮に5時間の遅延が起きていなくても）休暇中の旅行なら20分くらいは待てるけどなあと僕は感じるようにここ数年でなってきました。皆さんは待てますか？僕の価値観はだんだんと時間のゆとりを優先するようになってきているんだなあとふと感じましたね。

 

機内WiFi

僕はプライオリティパスを持っているので飛行機に乗る前はラウンジでごはんや飲み物をのんびりいただきながら過ごします。なので、距離がそこまで長くないアジア圏内のフライトなら機内での食事はなくても問題ありません。

 

むしろ、ZIPAIRでは機内WiFiが無料で利用できるので現代っ子にはありがたいサービスだと思いました。

 

余談

僕が20代前半の頃にも5時間近く遅延した経験が1回だけありました。台湾の友達が結婚式に招待してくれたので、もう1人の日本人友達と2人で台湾に行くときのフライトでした。あの時も深夜に到着して1日潰れたなあってことがありましたね。あれもたしかLCCだったなあ。

 

 

やはりプライオリティパス様！

クレジットカードに付帯

さて、僕はラウンジが利用できるプライオリティパスを持っています。これは特定のクレジットカードを作ると、プライオリティパスを無料で発行することができたからです。

 

プライオリティパスを単体で有料申請することも可能ですが、単体で申請する人はきっと少数派だと思います。2023年4月現在、一番値段が低い年会費でもUS$99します。

 

航空機を利用した出張や旅行をする人はプライオリティパスも発行できるクレジットカードを作っておくことをおすすめします。きっとそのクレジットカードは海外旅行傷害保険が充実していたり航空会社のポイント（マイレージ）を貯めやすいカードになっているはずです。

 

 

ANAラウンジに感謝

2023年4月現在、ZIPAIRはJAL（日本航空）の完全子会社です。つまり、JAL（日本航空）はZIPAIRの株式を100%保有しています。そのJAL系の航空会社のフライト遅延による待ちで僕が利用したラウンジは、ANA（全日本空輸）のラウンジでした笑

 

プライオリティパスでラウンジを利用する場合は、専用の「プライオリティパス・ラウンジ」ではなく特定の航空会社のラウンジを利用させてもらうことができます。2023年4月現在、成田空港の第1ターミナルでは、

 

• IASS Executive Lounge
• KAL Business Class Lounge
• ANA Lounge（2カ所）

 

これら4カ所が利用できます。僕はこのうちの1カ所のANAラウンジを利用したわけです。JAL系の遅延によってANAラウンジを利用してごはんや飲み物、シャワーまで浴びさせてもらうというね…。

 

^{シャワーを浴びてから飛行機に乗れるこの快適さ、あぁたまらん}

 

 

もしプライオリティパスを持っていなかったら、空港で5時間どう過ごすのかなあ…。いい案をお持ちの方いますか？

 

まとめ：5時間遅延は疲れますね

成田国際空港からバンコクのスワンナプーム国際空港へJAL系の航空会社ZIPAIRを利用しました。残念ながら「機体の整備」のために当初の出発時刻よりも5時間近く遅延したので、バンコク現地到着は深夜0時になってしまいました。眠い…笑

 

QCDの視点で見ると、僕が一番キツく感じたのはお金よりも深夜0時を過ぎてしまった点のようなので「深夜にまでなってしまう遅延」は年齢的に避けたいところです。まあこれも含めて、飛行機を使った海外旅行の味わい方ですね。無事にバンコクには到着できましたし笑