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やたらと暗いニュースばかりを流すメディアにうんざりさせられるアジアの国、日本。そんな日本に住んでいるからこそ行くことを強くお勧めしたい国の特徴があります。
本記事の内容
- 日本に住む人が旅行すべき海外
- 日本の外から日本の現状を俯瞰するきっかけができる
筆者情報

備考
単に海外万歳する目的の記事ではありません。しかし、平穏な生活になりやすいおじいちゃんやおばあちゃんが多数派になっている日本では得にくくなっているものがあります。若い世代にこそ知ってもらいたいです。
日本に住む人が旅行すべき海外はどこ?
要点
どんよりムードの日本とは反対に経済発展中の国に旅行してみるのがおすすめです。日本の現状と他国の現状を肌で感じて比較したり日本を俯瞰したりすることができるはずです。
理由
発展している最中の国と衰退する国との間では人々から感じられるエネルギーが違うからです。
一度でも海外旅行をしたことのある人なら感じたことがあるはずです。海外現地ではなんだかウキウキしている人を見かることが多かったのに、日本に帰国すると何だかヨボヨボとした雰囲気に感じる。
そう、違うんです。海外に行くと日本では感じにくくなってきている人のエネルギーを肌で感じられるんです。
出張や旅行で27の国と地域に渡航した経験のある僕の感覚では、この人々のエネルギーの違いは経済発展している最中かどうかの違いかと思います。個々人の性格云々によるものではなく環境がその理由と思います。
国が経済発展している段階だから楽しい雰囲気になるわけですから、発展し終わって衰退段階の日本で楽しい雰囲気にはなりづらいはずです。例えば、下記の
- GDP
- 為替レート
- 人口ピラミッド
ような統計やデータもその参考にはなりますが、一番のおすすめはやはり現地で肌で感じることです。
具体例
例えば、高度経済成長期(1954~1973年)やバブル期(1985~1991年)の日本を想像してみます。収入が増えて経済的に豊かになり物資に恵まれた生活に変化していったと言われる時代です。
これらの時代に生きていた人たちはきっと楽しかったでしょう。なぜなら、なんか盛り上がっていたからです。発展中の時はなんだか気持ちが盛り上がってワチャワチャしているはずです。
令和2年(西暦2020年)現在の日本でこのようなワチャワチャ感を未だに得られる場所はありますかね?ものすごく限定的な業界や地域ではあるのかもしれません。しかし、日本の大部分が不況・不景気と言われトーンダウンしているのが現実ではないでしょうか?
逆に今現在、過去の日本のように経済発展をしている国ではワチャワチャ盛り上がっている感があります。人々が今日よりも楽しいであろう将来にウキウキしているからです。
僕が2019年に行った東南アジアの国の一つであるタイがその良い例です。
タイの首都のバンコクでは公共交通機関が発達していたりコンドミニアムやショッピングモールが増えたりして街全体がどんどん新しい姿になっていました。
このような目に見えるわかりやすい変化や発展に現地の人たちからも生きる活力のようなエネルギーを感じられました。特に若い人たちの雰囲気が日本とは違いますね。
バンコクのような既にある程度経済発展している街なら旅行をするのにもちょうど良い場所になります。食事や宿泊などに困ることも少ないはずです。
まとめ
なんだか行き詰まり感がドロドロ出ている日本に暮らしていると感じられないものがあります。それは人のエネルギーです。人のエネルギーを肌で感じやすいのは経済発展している国に多く、東南アジアのタイの首都バンコクは良い例です。
「過去の日本」にはあって「現在の日本」には無いのなら、時代には恵まれなかったと受け入れましょう。逆に「過去のタイ」には無くて「現在のタイ」にあるのなら今がその時です。
気持ちが暗めな日本”だけ”に閉じこもる(閉じ込められる)より時々はタイのような熱のある国に行ってはみませんか?