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確定申告から見る副業・兼業の環境 -2020年2月時点の個人的見解-

ShoheyBlog MONEY article Japan

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2月の東京、スギ花粉の檻の中ですね。

2月の日本、確定申告の時期ですね。

僕しょうへいも確定申告書の作成の相談で税務署へ行ってきました。しかも、確定申告書の受付開始日である2020年2月17日の午前にです。提出の列はガラガラ、相談の列は長蛇の列・・・。

副業が推進される昨今の日本ですが、確定申告の時期の税務署の様子から見える日本の副業環境について個人的見解を挙げます。

 

個人的見解

副業・兼業が推進されているが、環境整備はまだまだかなあ。

 

税金に疎い国民?

そもそも確定申告をしたことはありますか?

 

かく言う僕も確定申告をし始めたのは会社を辞めて年を越したときが初めてでした。20代後半でようやく確定申告デビューしました。同世代の友人と話していても、確定申告をしたことがあるという人の割合は圧倒的に少ないです。それはそうですよ、僕らは確定申告をしなくて済む環境で生活できているんですから。

  • 学校ではお金にまつわる授業はない
  • (給与収入のみの)会社員は源泉徴収と年末調整により確定申告をする必要がほぼない

 

国民の三大義務

国民の三大義務(こくみんのさんだいぎむ)とは、日本国憲法に定められた「教育の義務26条2項)」「勤労の義務27条1項)」「納税の義務30条)」の日本国民の三つの義務を指す。

参照:Wikipedia

納税は国民の義務の一つです。普段の買い物でも消費税という税を払っていますが、確定申告は所得税を払ったり住民税などの額を決めたりする重要な行為です。

しょうへい
しょうへい
それなのに納税や確定申告に関して教えてもらうことがないのが現状なんですよね

 

日本の現状 働き方改革実行計画

副業・兼業が推進されている

厚生労働省のHPからも副業・兼業が推進されていることは一目瞭然です。

 

「国民の皆さん、どんどん副業しましょう!おー!」なんて言い方はしていませんが、このように政治家さん達は副業・兼業の推進をしています。理由があるからこのような推進をしているのですから、このままでは将来どのような方向に進むかは明言せずとも想像できますよね?

 

副業・兼業が推進されている割には・・・

副業・兼業が推進される理由は、現状のままでは僕らも国もお金が足りなくなるからですよね?それは明らかです。

これから会社での給与がぐんぐんアップするということは期待されていない。だから、一つの会社以外の収入である副業や兼業を推進しているというわけです。

ここでこの記事の本題です。

副業・兼業をした方がいいと言われてはいますが、そんなにしやすい環境になっている実感はありますか?

 

税務署にできる相談の行列

Shohey Blog

2020年2月17日(月)は確定申告受付期間の初日でした。

僕は確定申告書を作成する上で記入の仕方がわからない点があったので質問をしに都内の税務署へ行きました。

到着時刻は午前9時20分。その時点で既に税務署建物から屋外に長くはみ出た相談の列ができていました。おおよその数値ですが、下記は僕がメモした並んでいた人数と僕が実際に待った時間、対応してもらった時間です。

  • 「相談」に並ぶ人数:約100人
  • 「相談」の待ち時間:2時間9分
  • 「相談」の対応時間:約17分

僕が税務署の職員さんに対応してもらい税務署を出た時刻が昼の12時近くでした。午前中の時間をほぼ使ったようなものですね。確定申告受付期間の初日に行ったのも要因かもしれませんが、確定申告書を作成する上で相談したいと思っている人たちがこれだけいるのは事実です。50代以上の方達が多いものの老若男女問わず並んでいたので、少なくとも、国民の特定の層だけが確定申告慣れしていない、というわけではなさそうです。

 

しょうへい
しょうへい
職員さんは真摯に対応してくださったのでよかったですよ

 

副業・兼業を始めると分かりますが、その仕事をしている以外のことにも時間をもっていかれます。会計や確定申告はそのいい例でしょう。副業・兼業を始めるためのより良い環境や制度もばっちりと準備されている、というわけではないんですよね。

しょうへい
しょうへい
現状は「さっさと副業・兼業してください」と言われているだけ状態に近い、と思えちゃうかな・・・

 

現状のまとめ

  • 副業・兼業をした方がいいと国は言っている
  • 副業・兼業をしやすい環境整備はまだまだかな
  • 税知識や確定申告に慣れていくのは国民の課題
  • 税知識や確定申告を教育していないのは国の問題

 

想定されるFAQ

とある会社員
とある会社員
確定申告ってそんなに時間がかかるの?
しょうへい
しょうへい
税務署へ提出するだけなら2分程度で終わったよ、時間がかかるのは作成する段階だね

 

とある政治家
とある政治家
国税庁のHPに確定申告の説明は載せてあるわけだから、読解力のない国民のみなさまの改善が必要なのであって、それが問題ではないでしょうか?
しょうへい
しょうへい
・・・

 

とある会社員
とある会社員
青色申告の控除の額が改正された記事読んだけど、あと何があると嬉しいの?
しょうへい
しょうへい
確定申告書の作成に時間を取られすぎないような情報提供が嬉しいかな。文章が読みにくい・・・。税務署に相談しに行くのにも時間がかかるしね。

控除改正の記事は下記のリンクからご覧ください。

https://shoheyblog.com/hybrid-deduction

 

 

今後のアクション

以上が、2020年2月時点の確定申告から見る副業・兼業の環境です。僕の主観を混ぜた現状ではありますが、大きく間違っているわけでももないと思います。

 

では、僕らはこのような状況でも副業・兼業するべきなのか?

 

僕の答えは「はい」です。理由は、国が副業・兼業をした方がいいと既に言っているからです。厚生労働省のHPがその証拠です。もし、国が本気で国民の税知識向上や確定申告慣れを目指すのであれば、国民にとっては嬉しいですがかなりの時間が必要でしょう。しかし、この国と国民の今後の収入確保は急ぎ必要です。待っていられないのです。

 

国からのメッセージは、「国民の皆さん、さっさと自分たちでアクションを取り始めてください」と解釈するのが適切でしょうね。

 

 

まとめ:結局、自分でやるしかない!

確定申告から見たこの国の副業・兼業の状況を挙げてみました。

 

  • 納税は義務だがお金の教育はされない
  • 働き方改革は副業・兼業を推奨している
  • 環境整備を待たずにアクションした方がいい

 

新型コロナウイルスがきっかけで各国の対応や報道を連日耳にします。副業・兼業の視点からも自分たちがこの国で置かれている状況を把握して早いとこアクションを取り始めましょう。

ABOUT ME
Shohey
外国語ばかり勉強してきた30代の東京人。日本を拠点に海外でも暮らせる生活作りを発信します。